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MDaemonメールサーバ 24.0

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ウェブサービス

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ウェブサービス

Webmailへのアクセスを有効にする

ユーザがWebブラウザを使用して、メールの確認やその他操作をWebmail で行えるようにするには、このチェックボックスを選択します。

...ただし、LAN IP 内だけに限定する

ユーザーがLAN IPアドレス からの接続の場合のみWebmailへのアクセスを許可する場合は、このオプションを有効にして下さい。

Remote Administrationへのアクセスを有効にする

MDaemonのユーザに、Remote Administration経由でのアカウント設定の変更を許可する場合は、この機能を有効にしてください。ユーザは以下の項目で有効にした設定のみを編集することが可能です。

この機能が有効で、Remote Administrationサーバーが稼働していると、ユーザーはMDaemon用のドメインとRemote Administration用ポート (例. http://example.com:1000)をブラウザで指定する事により Remote Administrationにログインすることができます。まずログオン画面が表示され、次にユーザが編集の許可を与えられている設定画面が表示されます。ユーザに必要な作業は、選択した設定を変更して、[変更を保存]ボタンをクリックするだけです。そして、ブラウザからログアウトしてブラウザを閉じます。 ユーザーがWebmailに対するアクセス権も与えられている場合、Webmailの詳細オプションメニューからもRemote Administrationへアクセスする事ができます。

(アカウントエディタの管理者権限の割り当て画面で指定する)全体あるいはドメイン管理者としてのアクセス権限が与えられているユーザの場合、Remote Administrationにログオンしたあとに表示される画面が異なります。

...ただし、LAN IP 内だけに限定する

ユーザーがLAN IPアドレスからの接続の場合のみWebmail経由でのアクセスを許可する場合は、このオプションを有効にして下さい。

MDaemon Instant Messengerを有効にする

アカウントが WCIM を使用できるようにするにはこの設定を有効にします。

インスタントメッセージを有効にする

アカウントのMDIM利用を有効にしている場合で、MDIMのインスタントメッセージも利用できるようにする場合は、このオプションをクリックします。このチェックボックスがクリアされている場合、WCIMの他の機能は利用できますが、インスタントメッセージは利用できません。

ユーザーのカテゴリ編集を許可

Webmailユーザーのカテゴリ編集を許可する場合はこのオプションを使用します。これはデフォルトで有効です。 注意点: このオプションは MDaemon Remote Administration (MDRA)ウェブインターフェイスでのみ有効です。

WebmailセッションのIPパーシステンスチェックをスキップ

Webmailウェブサーバー オプションの "Webmailセッションを通してIPパーシステンスを使用する"が有効な時、ユーザーをIPパーシステンスの要件から除外するにはこのオプションを有効にします。注意点: このオプションは MDaemon Remote Administration (MDRA)ウェブインターフェイスでのみ有効です。

AIメッセージ機能を有効にする

アカウントが所属するドメインの Webmail ダイアログでAIメッセージ機能を有効にしている場合、このボックスの設定を有効にする事で、アカウントがMDaemon WebmailでAIメッセージ機能を使う事ができるようになります。この機能は、ドメインレベルで有効化されている場合のみ利用できます。注意点:AIメッセージ機能は、既に利用を許可しているアカウントテンプレートグループをユーザーに割り当てる事でも有効化できます。この機能に関する重要事項や注意点については、後述の Webmailの AIメッセージ機能 を参照してください。

2段階認証

MDaemonは、各ユーザーがWebmailやMDaemonのRemote Administrationのウェブインターフェイスへのログインに使用する、2段階認証 (2FA)に対応しています。HTTPSでWebmailへサインインできるユーザーは、 オプション»セキュリティ画面上で、アカウントの2段階認証を有効にすることができます。2段階認証を設定すると、ユーザーはWebmailやRemote Administrationへログインする際、認証コードの入力が必要になります。サインインに必要な認証コードは、ユーザーのモバイルデバイスやタブレット用の認証アプリから取得できます。この機能はGoogle認証に対応しているクライアント全てで利用できます。アカウント毎の2FA設定の詳細は、Webmailのヘルプファイルを参照して下さい。

2段階認証を許可する

デフォルトで、 新規アカウントWebmailにおける2段階認証の設定や利用を許可されています。新規アカウントの2段階認証利用を許可しない場合には、このチェックボックスをクリアして下さい。

2段階認証を必須とする

ユーザーがWebmailにサインインする際、2段階認証(2FA)を強制的に使用させる場合は、このオプションを有効にします。2FAが構成されていないアカウントは、Webmailへの次回サインイン時に設定画面にリダイレクトされます。アカウントの2FAの設定の詳細については、Webmailのヘルプファイルを参照してください。

2段階認証を無効化する

アカウントの2段階認証を無効にするにはこのボタンをクリックします。例えば、ユーザーが端末を紛失し、認証情報へアクセスできない場合などに、このボタンを使用します。

 

Remote Administrationで行える設定

リアルネーム

この機能を有効にすると、ユーザは姓名を変更することが許可されます。

メールボックス

この機能を有効にすると、ユーザはメールボックス名を変更することが許可されます。

メールボックスはアカウントのメールアドレス(アカウント用の固有識別子およびログイン値)の一部であるので、これを変更するという事は、ユーザが自分の実際のメールアドレスを変更していることを意味します。これは、拒否あるいは削除されたような古いアドレスとなる可能性があります。

パスワード

ユーザがアカウントのメールパスワードの変更できるようにする場合、このチェックボックスを選択します。パスワード要件については パスワードを参照してください。

転送アドレス

この機能を有効にすると、ユーザは転送アドレスの設定を変更することが可能になります。

転送先詳細設定

この機能を有効にすると、ユーザが転送先詳細設定を変更できるようになります。

IMAPフィルタ

このコントロールを使用すると、ユーザは自身のIMAPフィルタを作成、管理できます。

エイリアスを編集

Remote Administrationからアカウントに関連した エイリアス を編集できるかどうかを指定します。

Appパスワードを編集

デフォルトで、ユーザーはそれぞれ Appパスワード を編集できます。ユーザーに編集させないようにするにはこのチェックボックスを無効にしてください。

プライベートフラグ

このオプションは、ユーザがRemote Administrationから、アカウントエディタの設定画面にある "Everyone"メーリングリスト、共有予定表、VRFYからアカウントを 隠します"オプションを編集できるかどうかを指定します。

メール制限

制限 画面の送信/受信メール制限を編集できるかどうかコントロールします。

クォータ設定

アカウントにクォータ設定の変更を許可する場合は、このチェックボックスを選択してください。

MultiPOP設定

MDRAで、新規のMultiPOPエントリを追加したり、それらのエントリに対してMultiPOP収集の有効化/無効化を行えるよう、アカウントに権限を与える場合はこの設定を有効にします。このオプションとアカウントのMultiPOPを有効設定のどちらも有効の場合、Webmailのメールボックスページが有効化され、ユーザーが自分のMultiPOPメールボックス設定を行えるようになります。MultiPOPサーバーの有効化/無効化の全体設定は、設定 » サーバー設定 » MultiPOPから行えます。

自動応答の設定

ユーザにアカウントの自動応答の追加、編集、または削除を許可する場合は、このチェックボックスを選択してください。

添付ファイル処理の編集

ユーザが、添付ファイル画面の中の添付ファイル処理オプションを編集できるようにする場合、このチェックボックスを選択します。

モバイルデバイスの管理

アカウント所有者が、Remote Administrationを使って、BlackBerryやActiveSyncデバイスといった、端末毎の設定を行えるようにするにはこのオプションをチェックします。

新規アカウントテンプレート設定を読み込む

この画面の設定をアカウントの作成 テンプレートのウェブサービスで指定しているデフォルト値へ戻すにはこのボタンをクリックします。

WebmailのAIメッセージ機能

MDaemon 23.5.0から、MDaemonのWebmailクライアントのProテーマに、Artificial Intelligence (AI)機能が搭載され、ユーザーのメール管理をアシストし、生産性の向上を図れるようになりました。この機能はオプションで、デフォルトでは無効になっていますが、任意のユーザー向けに有効化する事ができます。

この機能で、MDaemon Webmailで次の目的でAIを使用できます:

メール本文のサマリーを取得します。

選択したガイドラインに基づき、メールへの返信を提案します。返信は、ニュアンスとして、形式的な感じ、敬意をもっての感じ、カジュアルな感じ、を選択できます。スタンスとして、興味ありな感じ、興味なしな感じ、肯定的な感じ、否定的な感じ、あいまいな感じ、を選択できます。態度として、自信をもっての感じ、興奮した感じ、落ち着いている感じ、申し訳なさそうな感じ、を選択でき、文章の長さとして、簡潔から詳細までを選択できます。

入力した文章を元に、新しいメール本文の作成を補助します。先ほどの返信の場合と同様、メール作成時にも、ニュアンス、スタンス、態度、文章の長さ、をそれぞれ選択できます。

Webmail 設定 ダイアログボックスのページから「AIメッセージ機能を有効化」オプションを使ってこの機能を有効化できます。ドメインマネージャの  Webmailページからにも同じ名前のオプションがあり、特定のドメイン用の設定を行うと、全体設定を上書きします。注意点:ドメインでAIメッセージ機能を有効化しても、全てのドメインユーザーがこの機能にアクセスできる訳ではありません。アカウントエディタのWebサービス ページでAIメッセージ機能の有効化、から有効にする必要があります。同様に、AIメッセージ機能が有効化されているアカウントテンプレートグループをユーザーに割り当てる事もできます。

 

アカウントにMDaemonの AIメッセージ機能の利用を許可した場合、サードパーティーのAIサービスである、OpenAIのChatGPTへ、情報を提供したり、ChatGPTからの情報の受信を許可する事になります。管理者やユーザーは、これらの処理が、個人情報や機密情報の保護という観点では、潜在的なリスクを孕んでいる事を認識しておく必要があります。個人情報保護のリスクにおいては、AIの利用に関する社員教育が大変重要です。 注意点:OpenAIとの間でやり取りされたデータは、ローカルサーバーやネットワーク上にも保管されません。

MDaemon TechnologiesのAI使用ポリシーはArtifical Intelligence (AI) Information Pageで確認できます。OpenAIの使用許諾へのリンクも、同じページに掲載してあります。

 

参照: