この画面では、Webmailについて、ユーザーやドメインに依存しない全体設定を行えます。
MDaemon Webmail
Webmail を無効にする
Webmailを無効にするには、このオプションを選択してください。Webmailの有効化/無効化は、MDaemon管理画面のメインにある統計情報フレームやファイルメニューからも切り替えることができます。
添付ファイルリンク機能を使用するには、Webmailが有効になっている必要があります。 |
Webmail は内蔵Webサーバを使用して実行
MDaemonが内蔵しているWebサーバを使って、Webmailを有効にする際、このオプションを使用します。Webmailの有効化/無効化は、MDaemon管理画面のメインにある統計情報フレームやファイルメニューからも切り替えることができます。
Webmail は外部Webサーバを使用して実行(IIS, Apache等)
MDaemonが内蔵しているWebサーバの代わりに、Internet Information Server (IIS)やその他のWebサーバを使って、Webmailを実行する際、このオプションを選択してください。これにより、他のWebサーバとGUI画面表示において、衝突が発生することを防ぎます。
詳細については、次のMDaemon Technologiesのナレッジベース記事を参照してください: Webmail, Remote Administration, ActiveSync, CalDav, CardDav, AutoDiscover, MDDP, Webmail API, XML APIサービスをIISで使用する場合の設定手順
Webmailサーバで使用するTCPポート
Webmailが、ユーザのウェブブラウザからの接続を受け付けるポート番号を指定します。
同時セッション数の最大値
Webmailへ同時に接続できるセッション数の最大値を指定します。
セッション切断時間(メッセージ作成以外)
Webmailへログインした後、自動的にWebmailセッションを終了させるまでに、ユーザーが操作を何もしない時間を指定します。ただし、メッセージを作成中の場合は除きます。ここで指定した時間の間、ユーザーが操作を行なわない場合、自動的にWebmailセッションは終了します。
セッション切断時間(メッセージ作成時)
ここで指定する時間は、Webmailへログインした後、ユーザーがメッセージを作成中でありながらも、かつ無操作であった場合に、どれくらい待ってからWebmailセッションを終了させるかを指定します。通常は、ユーザがメッセージを作成する際、非アクティブの方が長いため、[セッション切断時間(メッセージ作成時以外)]よりも長くなるように設定すると良いでしょう。なぜならば、メッセージの作成中は、そのメッセージが送信されるまでサーバとの通信が発生せず、無操作とみなされてしまうためです。
Webサーバのパフォーマンス向上にHTMLテンプレートをキャッシュする
このチェックボックスを有効にすると、Webmailはメモリ上にテンプレートをキャッシュするため、アクセスされる都度読み込むのに比べ、パフォーマンスが飛躍的に向上します。ただし、テンプレートファイルを変更した場合には、Webmailを再起動する必要があります。
ログオン名、テーマ、他のプロパティを残すためにクッキーを使用する
このチェックボックスを有効にすると、Webmailは各ユーザのログオン名、テーマ、その他のプロパティ情報を格納したCookieをそのユーザのローカルコンピュータに格納させることができます。この機能を使うことで、前回のログイン時の情報を引き継ぐことができるため便利ですが、ブラウザ側でCookieのサポートが有効になっている必要があります。
Webmailセッションを通してIPパーシステンスを使用する
セキュリティ対策の追加機能として、このチェックボックスを有効にすると、Webmailは各ユーザーのセッション開始時に接続されたIPアドレスとだけ通信を行なうようにできます。これにより、IPアドレスを継続的に要求するため、他人がそのセッションを"盗む"ことができなくなります。この設定は、より確実なセキュリティを確保することができますが、プロキシーサーバを使っている環境やIPアドレスが動的に変わる環境では、逆に接続できなくなる可能性があることにご注意ください。
X-Forwarded-Forヘッダを使用する
X-Forwarded-Forヘッダを使用するにはこのオプションをクリックします。このヘッダはプロキシーサーバーによって追加される事もあります。このオプションはデフォルトで無効になっています。プロキシーサーバーがこのヘッダを追加する場合のみこのオプションを有効にしてください。
HTTP圧縮を使用
このチェックボックスを有効にすると、Webmailセッションにおいて、HTTP圧縮を使用することができます。
匿名利用率データを送信する
デフォルトでWebmailは匿名で、使用OSやブラウザバージョン、言語、といった情報を送信します。このデータはMDaemon TechnologiesでWebmailの機能向上を目的に使用されます。匿名使用率データを送信したくない場合はこのオプションを無効にして下さい。
WebmailのWeb機能をこれらのIP/ポート番号にだけ割り当てる
Webmailtサーバ機能を特定のIPアドレスとポート番号だけに制限をしたい場合、ここでIPアドレスとカンマで区切ったポート番号を指定します。"IP_address:Port"の書式(例:192.0.2.0:80)で指定します。ポート番号の指定しなかった場合は、 SSL & HTTPS 画面 で指定したデフォルトのtcpポートとHTTPSポートが使用されます。全てのポートを使用するには、"*"を使って下さい。例えば "*,*:80" を指定するとWebmailは、全てのIPアドレスのデフォルトポート (3000と443)を使用し、且つ、全てのIPアドレスの80番ポートを使用します。このフィールドを空欄にすると、Webmailはドメインで指定した全てのIPアドレスを使用します。
Webmailを再起動(Port番号やIISの設定値を変更した場合に必要)
このボタンをクリックすると、Webmail サーバが再起動されます。注意:Webmailのポート設定を変更した時は、変更を反映するためにWebmailを再起動する必要があります。