アカウントの状態
アカウントは、有効です (メールのチェックや送受信が可能)
これはデフォルトオプションで、アカウントはメールのチェックや送受信が行えます。
アカウントは、無効です (メールのチェックや送受信ができません)
アカウントに対する全てのアクセスを無効にする場合はこのオプションを選択します。ユーザーはどういった目的あであっても、メールボックスへアクセスしたりメールの送受信を行う事はできません。アカウントは無効にしても、削除される訳ではなく、MDaemonのライセンス数としてはカウントされます。無効化されたアカウントが他のユーザーとフォルダ共有していた場合、他のユーザーはフォルダのACL権限に基づきアクセスする事ができますが、この1つの例外を除き、MDaemonの動作としては、アカウントが存在しない場合と同様の挙動となります。
アカウントは、凍結されています (メールの受信は行いますが、メールの送信やチェックはできません)
アカウントが、メール受信はでき、メールの確認や送信は行えないようにする場合はこのオプションを選択します。これは、例えばアカウントがハイジャックされている可能性がある場合などに便利です。アカウントの凍結は悪意のあるユーザーによるメッセージ送信を防ぐ事はできますが、受信メールに対してはアクセスできてしまうため注意が必要です。
アカウント詳細
名前
ユーザの名前をここに登録します。新規のアカウント作成時、ユーザの名前を入力し、メールボックスドメインを選択すると、アカウントエディタの各種の画面で(メールボックス名やフォルダ名など)幾つかのフィールドの値は、自動的に入力されます。名前フィールドには、!や|を使用することができません。
メールボックスドメイン
このドロップダウンリストでアカウントが所属するドメインを選択します。デフォルトでは MDaemonの デフォルトドメインが表示されます。
メールボックス名
ここでの値はドメイン内の他のアカウントと重複しない、一意のものである必要があります。完全なメールアドレス (例. [メールボックス名]@[メールボックスドメイン]) がアカウントの識別やPOP3、IMAP、Webmailのログインに使用されます。メールアドレスには空白や!や|を使用することはできません。また、ここでは@を使う事はできません。例えば、"frank.thomas@"といった指定はせずに、 "frank.thomas"と指定して下さい。
新しいパスワード (再入力)
パスワード変更を行う場合は、新しいパスワードをそれぞれのボックスへ2回入力します。このパスワードはアカウントがMDaemonのPOP3やIMAPでメールの送受信を行う時、SMTPで認証を行う時、WebmailやRemote Administration, MDaemon Connectorを使用する時に使用します。どちらのボックスもパスワードが一致しない場合やパスワード制限に抵触した場合は赤でハイライトされます。それ以外の場合は緑でハイライトされます。
このアカウントで Active Directory認証 を使用している場合は、2つのバックスラッシュと、ユーザーが所属しているWindowsドメインをパスワードの代わりに入力する必要があります。(例: 123Passwordではなく\\ALTN) その下のパスワードフィールドには、対象アカウントのAD認証が有効か無効かを示す短いステートメントが入ります。