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MDaemonメールサーバ 23.0

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Remote AdministrationをIISで実行する

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MDaemonには内蔵ウェブサーバが搭載されており、Remote Administrationは必ずしもIIS(Internet Information Server)を必要としません。しかし、Remote AdministrationはIISに対応しており、ISAPI DLLとして動作します。

IIS 5で動作させるように設定するには:

1.Remote Administrationを停止します。MDaemon管理画面の画面左側のRemote Administrationエントリを右クリックし、有効/無効を切り替えるをクリックする事でもRemote Administrationを停止する事ができます。

2.IIS管理プログラム (Start -> 設定 -> コントロールパネル -> 管理ツール -> インターネットサービスマネジャ)を起動します。

3.既定のWebサイトを右クリックして新規作成→仮想ディレクトリを選択します。

4.ウィザードにしたがって仮想ディレクトリを作成します。以下はウィザードで使用する名前とロケーションの例ですが、Remote Administrationのロケーションによって必ずしもこの例が適しているとは限りません。

a.        エイリアス:“WebAdmin”。[次へ]をクリックします。

b.        ディレクトリ:“c:\mdaemon\webadmin\templates”。[次へ]をクリックします。

c.        [次へ]をクリックします。

d.        [完了]をクリックします。

5.実行アクセス権を[スクリプトのみ]に設定します。

6.アプリケーション保護を「低」に設定します。

7.仮想ディレクトリ画面のアプリケーションの設定で[構成]ボタンをクリックします。

8.[マッピング]タブで[追加]をクリックします。

9.実行ファイルフィールドで[c:\mdaemon\webadmin\templates\WebAdmin.dll]を入力します。このフィールドには空白を含むことはできません。ファイルパスに空白が含まれる場合は、8.3形式(8文字以内の英数字.3文字以内の英数字)に変換する必要があります。[dir /x]コマンドによって、そのファイルまたはディレクトリの8.3形式が表示されます。

10.拡張子フィールドに[.wdm]と入力し動詞欄で[すべての動詞]を選択します。

11.[スクリプトエンジン]チェックボックスを有効にします。

12.[OK]をクリックします。

13.その他のすべてのマッピングを削除することも可能です。次に[OK]をクリックします。

14.ドキュメント画面のデフォルトドキュメントに[login.wdm]を追加して、その他のすべてのエントリをリストから削除します。

15.MDaemonに移動して、設定àWeb と IMサービスàRemote Administration と進み、[Remote Administrationサーバを有効にする]と[Remote AdministrationをIISで実行する]の両方のチェックボックスを有効にします。

16.Remote Administration URLの欄に[\WebAdmin\login.wdm]と入力します。

17.[OK]をクリックします。

IIS 6で動作させるように設定するには:

Remote Administration用の新しいアプリケーションプールを作成します:

1.Remote Administrationが稼働していた場合はこれを停止します。 MDaemonの設定画面からサーバーの中のRemote Administrationを右クリックし、有効/無効を切り替えるをクリックして下さい。
2.IISマネージャを起動します。(Start -> 設定 -> コントロールパネル -> 管理ツール -> IISマネージャ)
3.アプリケーションプールを右クリックします。 
4.新規作成àアプリケーションプールをクリックします。
5.アプリケーションプールIDフィールドへ「Alt-N」と入力し、OKをクリックします。
6.Alt-N を右クリックします。
7.プロパティをクリックします。
8.パフォーマンスタブをクリックします。
9.「アイドルなワーカープロセスの解放までの待ち時間」と「カーネル内要求キューを制限する」を無効にします。
10.識別タブをクリックします。
11.ドロップダウンメニューから、ローカルシステムを選択します。

12.[OK]をクリックします。

Remote Administration用の仮想ディレクトリを作成する:

1.IISマネージャを起動します。(Start -> 設定 -> コントロールパネル -> 管理ツール -> IISマネージャ)

2.ウェブサイトを右クリックして、新規作成(仮想ディレクトリ)を選択します。

3.仮想ディレクトリのエイリアスを指定します。(例:WebAdmin)

4.パスの入力欄でRemote Administrationのテンプレートディレクトリのパスを入力します。(例:C:\Program Files\Alt-N Technologies\WebAdmin\Templates)

5.[Read]と[Run Script]はチェックされたままにしておきます。

6.ウィザードを終了して作成された仮想ディレクトリを右クリックします。

7.[プロパティ]を選択します。

8.ホームディレクトリ 画面でアプリケーションプールを[Alt-N]に変更します。

9.[構成]ボタンをクリックします。

10.[追加]をクリックしてISAPI拡張マッピングを追加します。

11.実行ファイルフィールドに[WebAdmin.dll]ファイルへのパスを入力します。(例: C:\Program Files\Alt-N Technologies\WebAdmin\Templates\WebAdmin.dll)

12.拡張子フィールドに[.wdm]と入力します。

13.[スクリプトエンジン]と[ファイルの存在を確認する]のチェックボックスを有効にします。

14.[OK]をクリックします。

15.その他のすべてのマッピングを削除することも可能です。次に[OK]をクリックします。

16.ドキュメントタブを開きます。

17.[Enable default content page]チェックボックスがチェックされていることを確認します。

18.リストに[login.wdm]のみがあることを確認します。

19.[OK]をクリックして仮想ディレクトリのプロパティを終了します。

 

許可されたウェブ拡張子のリストに.wdmを追加する:

1.[Webサービスの拡張子]フォルダをクリックします。

2.[新しいWebサービスの拡張子の追加]をクリックします。

3.拡張子の名前フィールドに[WebAdmin]と入力します

4.[追加]をクリックしてWebAdmin ISAPI拡張子を参照します。(例:C:\Program Files\Alt-N Technologies\WebAdmin\Templates\WebAdmin.dll)

5.[Set extension status to allowed]チェックボックスを有効にします。

6.[OK]をクリックします。

7.MDaemonから[設定àWeb と IMサービスàRemote Administration] をクリックし、Remote Administrationを外部Webサーバで実行 を選択します。

8.Remote Administration URLの欄に "/WebAdmin/login.wdm"と入力します。

9.OKをクリックします。

Remote Administrationに関する詳細情報は次を参照して下さい: