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MDaemonメールサーバ 24.0

ナビゲーション: 設定メニュー > MDaemon Connector > MCクライアント設定

個人設定

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MC クライアント設定 画面で「MCユーザーへクライアント設定をプッシュ配信する」オプションを有効化していた場合、MDaemon Connectorが次回サーバーへ接続した際、この画面の設定が対象のMDaemon Connectorクライアント画面の設定を上書きします。 MCクライアント設定は最後にクライアントが接続した際に受信した設定値から変更があった場合にのみ更新されます。この画面のほとんどの項目は、固定値ではなくマクロを含んでいます。後述の マクロの参照 をご覧ください。

ユーザー情報

名前

デフォルトでこのオプションには$USERNAME$マクロを使用し、ユーザーの姓と名に置き換えられます。この値はユーザーのメールのFrom:ヘッダへ表示されます。

組織

ここへは追加で企業名や組織名を入力します。

メールアドレス

デフォルトでこのオプションには$EMAIL$マクロを使用し、ユーザーのメールアドレスに置き換えられます。この値はユーザーのメールのFrom:ヘッダへ表示されます。

アカウント設定

表示名

ここでの名前はOutlookで表示され、どのアカウントが使われているのかを把握する事ができます。この機能は、プロファイルで複数アカウントを所有しているユーザーにとって便利です。ユーザーのみがこの情報を確認できます。デフォルトではMDaemon Connector」と設定されています。

サーバー情報

受信サーバ (IMAP)

MDaemon Connectorクライアントがメールの取得や管理を行うサーバーを指定します。 デフォルトでは$FQDN$が設定されています。

送信サーバ (SMTP)

MDaemon Connectorクライアントがメール送信を行うサーバーを指定します。 通常は上記の受信メール (IMAP)サーバーと同じです。デフォルトでは$FQDN$が設定されています。

ログオン情報

ユーザー名

ユーザーのMDaemon Connectorメールアカウントへ接続する際のユーザー名です。一般的には上記のメールアドレスと同じです。デフォルトでは$EMAIL$が指定されています。

パスワードを保存

デフォルトでMDaemon Connectorクライアントはパスワードを保存しており、Outlookが起動するとパスワードを確認する事なく自動的にメールアカウントへサインインします。Outlook起動時にユーザーにパスワード入力を行わせるにはこのオプションを無効化します。

マクロの参照

ユーザー毎、ドメイン毎に異なる値が必要な項目用に、MCクライアント設定では$USERNAME$, $EMAIL$, $DOMAIN$といったマクロを使用できます。クライアントへ設定をプッシュ配信する際、マクロが特定のユーザーやドメインに書き換えられます。例えばYOURNAMEフィールドへ「Frank Thomas」といった固定値を指定しないよう注意してください。これを行ってしまうと、MDaemonへ接続する全MCユーザー名が「Frank Thomas」になってしまいます。 マクロ参照ボタンを押すと対応マクロが一覧表示されます。

$USERNAME$

このマクロはユーザーの アカウント詳細 画面の「名前」を挿入します。次のマクロと同じ意味です: "$USERFIRSTNAME$ $USERLASTNAME$"

$EMAIL$

ユーザーのメールアドレスを挿入します。次のマクロと同じ意味です:$MAILBOX$@$DOMAIN$.

$MAILBOX$

このマクロはアカウントの メールボックス名 を挿入します。

$USERFIRSTNAME$

このマクロはアカウント所有者の名に置き換えられます。

$USERFIRSTNAMELC$

このマクロはアカウント所有者の名に小文字で置き換えられます。

$USERLASTNAME$

このマクロはアカウント所有者の姓に置き換えられます。

$USERLASTNAMELC$

このマクロはアカウント所有者の姓に小文字で置き換えられます。

$USERFIRSTINITIAL$

このマクロはアカウント所有者の名のイニシャルに置き換えられます。

$USERFIRSTINITIALLC$

このマクロはアカウント所有者の名のイニシャルに小文字で置き換えられます。

$USERLASTINITIAL$

このマクロはアカウント所有者の姓のイニシャルに置き換えられます。

$USERLASTINITIALLC$

このマクロはアカウント所有者の名のイニシャルに小文字で置き換えられます。

$MAILBOXFIRSTCHARSn$

「n」の部分には1から10までの数字が入ります。これはメールボックス名の最初の「n」文字と書き換えられます。

$DOMAIN$

アカウントの メールボックスドメインを挿入します。

$DOMAINIP$

このマクロはアカウントが属しているドメインに関連付けられた IPv4アドレス へ置き換えられます。

$DOMAINIP6$

このマクロはアカウントが属しているドメインに関連付けられたIPv6アドレスへ置き換えられます。

$FQDN$

アカウントが属しているドメインのFQDNやSMTPホスト名 を挿入します。

$PRIMARYDOMAIN$

このマクロはMDaemonのデフォルトドメイン 名へ置き換えられます。

$PRIMARYIP$

このマクロはMDaemonのデフォルトドメインに関連付けられた IPv4アドレス へ置き換えられます。

$PRIMARYIP6$

このマクロはMDaemonのデフォルトドメインに関連付けられたIPv6アドレスへ置き換えられます。

参照: