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SecurityGateway for Email Servers 8.5

リモートPOPアカウント ページで新規又は編集ボタンを押すと、POPアカウントの編集ページが起動し、POPアカウントの作成や編集が行えます。POPアカウント編集画面にはホストとオプション解析の2つのタブがあります。ホストおよびオプションタブで、POPアカウントと関連するホストおよびログイン情報、POPホストへの接続で利用するセキュリティプロトコルの指定、さらにSecurityGatewayでPOPアカウントからメールを収集する頻度を指定するために使用します。解析タブからは、SecurityGatewayが受信者アドレスおよび送信者IPアドレスの検索で使用するヘッダを指定できます。

ホストとオプション

このアカウントを利用禁止にする

POPアカウントを使用禁止にする場合、このチェックのチェックボックスを選択します。アカウントはリモートPOPアカウント一覧で今まで通り現れますが、SecurityGatewayでは今後メールを収集することを試みません。再びメール収集を開始するには、チェックボックスを解除します。

このドメインからメールを収集

このPOPアカウントが結びつけられるドメインを指定するために、このドロップダウンリストを使用します。受信者アドレスについてメッセージヘッダを解析する場合、SecurityGatewayでは、ヘッダでこのドメインのユーザを探します

メールボックス

説明

POPアカウントの名前あるいは説明に、この入力ボックスを使用します。これはPOPアカウント一覧で参照するためのものです。

ホストまたはIP

ここへPOPアカウントのドメインまたはIPアドレスを入力します(例えば: pop.example.com)。

ポート

これは、アカウントからメール収集する時、 SecurityGatewayで使用するポートです。デフォルトポートは110番です。

ユーザ名

POPアカウントのログインまたはユーザ名を入力します。

パスワード

POPアカウントのパスワードを入力します。

セキュリティ

セキュアな接続を使用

SecurityGateway for Email Serversは、データや通信を保護するための最新の暗号化技術に対応しています。POPアカウントのメッセージ収集時、使用するオプションを選択してください。

しない
暗号化セッションにPOPホストが対応していない場合や、使用しない場合には、このオプションを使用します。

TLS,可能な場合
POPアカウントからメールを収集する場合、使用可能な場合、Transport Layer セキュリティ (TLS) 暗号化を使用する場合、このオプションを選択します。POPホストがTLSをサポートしない場合、暗号化を使用することなく、SecurityGatewayは通常メッセージを収集します。これはデフォルトオプションです。

TLS
このPOPアカウントからメッセージを収集時、TLS暗号化を必要とする場合、このオプションを選択します。

SSL
このPOPアカウントからメッセージ収集時、SSL暗号化を必要とする場合、このオプションを使用します。

セキュアな認証(APOP)が必要

このアカウントからメールを取り出す時、APOPコマンドおよびCRAM-MD5認証を使用する場合、このチェックボックスを選択します。これは、クリアテキストパスワードを送信する必要のない認証を行う際に使用します。

メッセージ収集

サーバにメッセージを残す

このオプションを選択すると、SecurityGatewayでメッセージをダウンロードしますが、POPアカウントのホストサーバからメッセージを削除しません。

...指定日数より以前

これは削除される前にPOPホスト上に残すことができる日数です。

ホストによってはメールボックスへメールを保持できる期間を限定している場合があります。

ポーリング間隔: [xx] 分間

このオプションは、SecurityGatewayで新規メールのPOPホストをチェックする方法を管理します。5分ごとにチェックすること推奨します。

タイムアウト: [xx] 秒

これは、SecurityGatewayが中断する前にPOPホストからの応答を延期される秒数です。60秒を推奨します。

解析

宛先(RCPT)

これらのヘッダを受信者(RCPT)用に解析する:

受信者メールアドレス用の解析するためにSecurityGatewayで必要とするヘッダを指定するには、このオプションを使用します。ここで示されるすべてのヘッダは、アドレスのためにチェックされます。

受信者 (RCPT)用に'Received'ヘッダを解析する

メッセージのSMTP envelope内で検出された受信者情報は'Received'ヘッダ内でも検出されるので、これは、これらのヘッダを解析を可能にすることができ、できる限り実際の受信者アドレスを収集します。各メッセージ内で見つけ出される'Received'ヘッダすべてから有効なアドレスを解析する場合、このチェックのチェックボックスを選択します。

最初の[xx]'Received:'ヘッダを省略する

サーバ構成によっては、'Received'ヘッダを解析するものの、最初の幾つかのヘッダについては解析をスキップしなくてはならない場合があります。この設定は、SecurityGatewayが解析を開始する前に省略する'Received'ヘッダの数を入力することができます。

IPアドレス

差出人のIPアドレス用に'Received'ヘッダを解析する

各メッセージ内で見つけ出される'Received'ヘッダのすべてから送信者のIPアドレスを解析する場合、このチェックボックスを選択します。送信者のIPアドレスを取得することは、各種のセキュリティルックアップやスパムブロックオプションについて便利です。

最初の[xx]'Received:'ヘッダを省略する

一部のサーバ構成で、'Received'ヘッダを解析するが、最初のヘッダから解析を省略することを必要とすることがあります。この設定は、SecurityGatewayが解析を開始する前に省略する'Received'ヘッダの数を入力することができます。

このヘッダを差出人のIPアドレス用に解析する:

送信者のIPとしてアドレスを解析する特定のヘッダを指定するために、このオプションを使用します。デフォルト値は、X-ORIGINATING-IPです。