リモートPOPアカウントオプションから、SecurityGatewayがPOP3プロトコルを使ってPOPメールボックスからドメインユーザー宛のメールを代理受信するよう設定する事ができます。収集されたメッセージは、POPアカウント編集画面で提供される設定に従って解析され、従来のSMTPトランザクションを使用してユーザに配信されます。 |
メールボックスで保存されPOP3プロトコルを使用して取り出されるメッセージは、通常はSMTPプロトコルを使用して配信されたメッセージに提供される重要なルーティング情報(メッセージの"envelope"と呼ばれることのある)がないことに注意をすることが重要です。これは、従来からPOPメールボックスが、全体のドメインまたは複数ユーザでなく、個人に関連することを意味するからです。メールボックス内のすべては同じ受信者を目的とすると仮定し、したがって、初期のルーティング情報は今後必要とされません。ルーティング情報を持たないメッセージについて、指定受信者を判定するために、各メッセージのヘッダを調べる解析オプションをSecurityGatewayで使用するようにします。関連したSecurityGatewayドメインで有効な受信者を含むヘッダを持つメッセージは配信されます。有効な受信者のないメッセージは、POPメールボックスから削除され、SecurityGatewayから削除されます。リモートPOPアカウントページは、行ごとに1つのエントリを示し、有効、説明、ホスト、ポートおよびドメインの5つのカラムを持ちます。
これらの各項目およびPOPアカウントのエントリの作成と編集の詳細な情報については、POPアカウント編集画面を参照してください。
ページ上部のツールバーには、次の5つのオプションがあります:
新規
新規POPアカウントのエントリを作成するPOPアカウント画面を開くには新規をクリックします。これはPOPアカウント編集画面と同じです。
編集
一覧から選択しているアカウントのPOPアカウント編集画面を開くには、編集ボタンをクリックするか、またはエントリをダブルクリックします。
削除
POPアカウントを削除するには、一覧からエントリを選択して削除ボタンをクリックします。エントリの削除の確認ダイアログが現れます。複数のエントリを選択するにはCTRLやShiftキーを使用します。
すぐ確認する
選択したPOPアカウントの新規メッセージを確認するには、このボタンをクリックします。
ドメイン:
一覧に表示するPOPアカウントを表示するにはドメイン:ドロップダウンリストを使用します。デフォルトでは、すべてのアカウントを表示しますが、特定のドメインのPOPアカウントを表示するために指定することができます。