SMTP / ODMR / MSAポート
SMTPインバウンドポート
SMTPクライアントから、このTCPポートの受信接続をモニタします。これはメインSMTPポートで、通常は25番ポートのデフォルト設定です。
SMTPアウトバウンドポート
このポートは、別のSMTPサーバへメールを送信する場合に使用します。
MSAインバウンドポート
これは、上記のSMTPインバウンドポート指定の代わりに使うことができるMessage Submission Agent(MSA)ポートです。このポートの通信にはAUTHが要求されるため、ユーザは、このポートでメールを送る際には、その接続が認証されるようにメールクライアントを構成する必要があります。一部のISPはポート25をブロックしていますが、MSAポートを使用することにより、その制限を回避することができます。MSAポートを使用しない場合は、0(ゼロ)を入力することでMSAポートは無効になります。
MSAポートへの接続は、PTR、リバースルックアップ、ホストとIPスクリーニング、IPシールド、ターピットから除外されます。またMSAポート接続は、辞書攻撃に対する接続を制限し続けます。 |
ODMRインバウンドポート
このポート番号でドメインゲートウェイからのATRNなどのODMR(On-Demand Mail Relay)受信接続をモニタします。
SMTP SSLポート
このポートはSSL(Secure Sockets Layer)を使用するPOP3メールクライアントのために使われます。SSLと証明書 をご覧ください。
POP3 & IMAP ポート
POP3インバウンドポート
このポート番号でリモートPOPクライアントからの受信接続をモニタします。
POP3アウトバウンドポート
POP3サーバからメールが取り出される時に、このポート番号が使用されます。
IMAPインバウンドポート
このポート番号でIMAPリクエストの受信接続をモニタします。
POP3 SSLポート
このポートはSSL(Secure Sockets Layer)を使用するPOP3メールクライアントのために使われます。SSLと証明書 をご覧ください。
IMAP SSL ポート
このポートはSSL(Secure Sockets Layer)を使用するIMAPメールクライアントのために使われます。 SSLと証明書 をご覧ください。
その他のポート
DNSアウトバウンドポート
DNS サーバとのデータ送受信用ポート番号を入力します。
LDAPポート
MDaemonはこのポートを使用して、LDAPサーバのデータベースやアドレス帳へ情報を投稿します。
参照: LDAPアドレス帳対応
Remote Admin port
このポート番号でRemote Administration 接続を監視します。
Mingerポート
Mingerサーバが接続を監視するポートです。
ポート設定をデフォルトへ戻す
このボタンはすべてのポート設定をデフォルト値に戻します。
今すぐ新規ポートにバインドする
ポート設定を変更した際、値をすぐに反映するには、このボタンをクリックします。それ以外は、サーバを再起動するまで反映しません。
ポート番号の設定はサーバの正常動作のために非常に重要です。この値は本当に必要でない限りは変更しないでください。MDaemonのポート設定を行う事で、特定のポート番号を要求するプロキシシステムやその他のソフトウェアサービスと共存できるよう構成する事ができます。 一つのIPアドレス(クライアント)は、サービス毎に1つのポートを使用できます。あるプログラムが既に他の製品で使っているポートへアクセスしようとすると、リクエストしたアドレス(IP:PORT)がすでに使用中であるというエラーメッセージが、ユーザへ通知されます。 |