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SecurityGateway for Email Servers 11.0

国別スクリーニング

国別スクリーニングは、場所を元にブロックするシステムで、SMTP, POP, IMAP接続で使用できます。SecurityGatewayは接続元IPアドレスが属する国を判別し、制限対象の国からの接続だった場合はこれをブロックします。デフォルトで、国別スクリーニングは認証用の通信のみをブロックしています。これは、例えば特定の国のユーザーはおらず、ただ、その国からのメール受信は行いたい、といった場合に便利です。この場合はサーバーへログインしようとする接続のみをブロックできます。

国別スクリーニングの有効化

ロケーションスクリーニングを使用するには、このオプションを有効にし、ブロックする地域または国の横にあるボックスをクリックし、[保存]をクリックします。チェックボックスは、この制限から特に除外したIPアドレスを除き、その地域または国からのすべての接続がブロックされることを示します(以下の「除外」を参照)。ボックスを2回目にクリックすると、チェックマークがダッシュに変更されます。これらの地域または国では、SMTPメール接続は受け付けられますが、認証を試みる接続はブロックされます。これは、ある国からのメールを受信できるようにしたいが、その国にユーザーがいないことがわかっている場合に便利です。つまり、その国からサーバーへの認証の試みは不正であり、ブルートフォース攻撃または辞書攻撃の一部となる可能性があります。最後に、ブロックされた国の受信者は、SecurityGatewayに接続してセキュアメッセージを表示することができないため、セキュアメッセージングを使用することはできません。

メールへ 'X-SGOrigin-Country' ヘッダを追加

デフォルトで、国別スクリーニングが有効化されていると、SecurityGatewayは、コンテンツフィルタや他の目的のため、メールへ"X-SGOrigin-Country"ヘッダを挿入します。ヘッダには名前の代わりに2文字のISO 3166国と地域用コードが含まれます。メールへヘッダを挿入しない場合はチェックボックスを無効にして下さい。

全てを選択/選択解除

このボタンで一覧のすべての国を選択または選択解除します。

除外

ホワイトリストのIPアドレスからの接続を除外

デフォルトで、 ホワイトリストのIPアドレス からの接続は全て国別スクリーニングの制限から除外されています。ホワイトリストのIPからであっても国別スクリーニングを有効にする場合はこのチェックボックスを解除してください。

除外 - ドメイン

設定画面の上部にある「対象ドメイン」ドロップボックスから特定のドメインを選択すると、設定を保存した後、ドメインが一覧へ表示されます。表示/編集リンクでドメイン用の国別スクリーニング設定を確認したり編集したりする事ができます。リセットをクリックすると、ドメインの設定がデフォルトの全体設定で上書きされます。