セキュリティメニューへは、ドメインやユーザーをスパム、ウィルス、メールの不正使用および他のセキュリティリスクから保護するための8つのセクションと各種ツールが用意されています。下記は、各セキュリティセクションの概要です。詳細な情報については、個々のセクションを参照してください。
スパム対策セキュリティ]メニューの[アンチスパム]セクションには、スパム(迷惑メール)を防ぐためのオプションがあります。このセクションにはこのセクションには、ヒューリスティック、ベイジアン分析、DNSとURIのブロックリスト、グレイリストなどを使用してスパムを識別し、防止するためのオプションを含む9つのスパム対策機能がリストされています。ブロックリスト、グレーリストなどです。 |
ウィルス対策セキュリティメニューのアンチウィルスセクションは、ウィルス感染したメッセージを判定し、ユーザへの到達を防ぐ機能を提供しています。 |
なりすまし対策なりすまし対策のセクションは、偽造や「なりすまし」アドレスから送信されるメッセージを確認するツールを持ちます。このセクションには、例えばDKIM検証、Sender ID、コールバック検証など、6つのなりすまし対策機能があります。 |
不正使用対策不正使用対策セクションは、スパムメッセージをリレーし大量の帯域幅の使用や必要以上に頻繁にサーバに接続するメールシステムの悪用または不適当な使用から防ぐツールがあります。不正使用対策セクションには6つのツールがあります。 |
フィルタリングフィルタセクションは、2つのメッセージコンテンツおよび添付ファイルのフィルタリング機能があります。メッセージコンテンツフィルタリングページは、多くの処置を実行するフィルタルールを作成に使用することができます。特定の条件に合致するメッセージを、拒否、別のアドレスへリダイレクト、隔離などのルールを作成することができます。添付ファイルフィルタリングページのオプションは、ファイルのうちの1つが添付される時に、それはメッセージにブロックされるかまたは隔離する特定タイプを指定するために使用することができます。グローバルまたはドメインごとに、フィルタ制限を規定することができます。 |
ブロックリストブロックリストは、メッセージをブロックまたは隔離したい電子メール・アドレス、ホスト、および IP アドレスのリストです。デフォルトでは、これらのメッセージはSMTPセッション中に拒否されますが、[ブロックリストのアクション]ページでこの設定を変更し、代わりに隔離することができます。また、ブロックリスト自体もグローバルまたはドメイン固有に設定できます。 |
許可リスト許可リストは、多くのセキュリティ制限からメッセージを除外したい電子メールアドレス、ホスト、IPアドレスのリストです。ヒューリスティックとベイジアン、DNSBL、DKIM検証、およびSecurityGatewayの他のほとんどすべてのセキュリティ機能には、適切な許可リストに表示されている場合、送信者、ホスト、メッセージなどを除外するオプションがあります。各許可リストは、グローバルまたはドメイン固有に設定できます。 |
SieveスクリプトSecurityGatewayではSieveメールフィルタリング言語を多くの機能で使用しており、Sieveスクリプトページではこれらの機能をどのように使用するべきかを指定する事ができます。また、Sieveスクリプトエディタを使って、個別にカスタマイズしたスクリプトを作成することもできます。 |