このサイトを参照するため、JavaScriptを有効にして下さい。

MDaemonメールサーバ 23.0

設定

DNSサービスは利用可能ですか?

これらのオプションによって、メッセージを処理する時に、DNSがスパムフィルタを利用できるかどうか選択することができます。以下のオプションのうちの1つを選択することができます:

はい
DNSを使用します。DNS接続が必要なSURBL/RBLやその他のルールが適用可能になります。

いいえ
DNSを使用しません。DNS接続を必要とするスパムフィルタルールは適用できません。

テスト
利用可能なDNSがテストされ、存在すれば使用されます。これはデフォルト設定です。

指定送信元からのメールをフィルタしない

ローカルソース

ローカルユーザとドメインからのメッセージをスパムフィルタから除外する場合は、このオプションを選択してください。

信頼/認証されたソース

信頼されたドメインあるいは認証された送信者からのメッセージをスパムフィルタから除外する場合は、このオプションを選択してください。

指定サイズ以上のメッセージはフィルタしない [XX] MB (1-99, 0 = 無制限)

スパマーの通例の目的が最も短い期間にできるだけ、多くのメッセージを配信することになっているという理由から実際にスパムメッセージは小さいのが特徴です。一定のサイズ以上のメッセージをスパムフィルタから除外する場合 はそのサイズ(MB)をここで指定してください。スパムフィルタを行うのにサイズ制限を行いたくない場合は、ここで0(ゼロ)を指定してください。

スパム検出時にSMTPセッションを閉じる

このオプションはデフォルトで有効で、インラインスキャンがスパムメッセージを検出した場合にSMTPセッションを閉じます。

自動的にスパムをユーザのIMAPスパムフォルダへ移動する

このオプションを有効にすると、MDaemonはスパムフィルタがスパムであると判断したメッセージを自動的にユーザのスパムフォルダに移動します。また、新しいユーザアカウントが追加された時に、スパムフォルダを自動的に作成します。

さらにこのオプションを有効にすると、すでに存在するユーザアカウントに対してもフォルダを作成するかどうかをMDaemonが尋ねてきます。[はい]を選択すると、すべてのユーザに対してフォルダが作成されます。[いいえ]を選択すると、新しく追加されたユーザのみにフォルダが作成されます。すでに存在するフォルダに対しては、修正が加えられたり影響が及ぶことはありません。

スパムを転送しない

スパムメッセージを転送しない場合は、このチェックボックスを選択してください。

許可リストとブロックリストのエントリをソート

スパムフィルタの許可リストとブロックリストをソートした状態で管理する場合はこのオプションを選択します。注意点: ファイルへ独自のコメントを追加していると(#から始まる行です)このオプションを有効にすることで、こうしたコメントはファイルの上部へソートされます。これはデフォルトで無効になっています。有効にした後、ソートは次回許可リストやブロックリストへ変更が加わったタイミングで実行されます。

 

MDaemonのスパムフィルタ処理に、別サーバーで稼働しているMDaemon Spam Daemon(MDSpamD)を使うよう設定した場合、この後のオプションは利用できません。詳しくはSpam Daemon 画面を参照してください。

スパムスコアから減算(許可リストに適合)

スパムフィルタの 許可リスト (宛先)許可リスト (送信者) へ追加したアドレスであっても、このアドレスと送受信したメールが、必ずしもスパムとして処理されない訳ではなく、このアドレスとのやり取りにおいては、既存のスパムスコアから、指定した値を減算する事ができます。例えば、スパムスコアのしきい値が5.0である場合、この値を100に設定すると、許可リストによる差し引かれる前のスパムスコアが105.0以上のスパムメッセージの最終的なスパムスコアは最低でも5.0となり、このメッセージはスパムとして処理されます。しかしながら、そのメッセージがブロックリストにあるアドレスのような例外的にスパムスコアを高くするような要素を含んでいない限り、それほど高い値であることはあまりないので、このような現象はめったに起こりません。もちろん、許可リストによる差し引きの値をもっと低く設定した場合は、この現象が生じる可能性は高くなります。

特定の宛先に対するメールに対して、スコアの調整ではなくスパムフィルタを回避させたい場合には、宛先アドレスを許可リスト (フィルタなし) へ追加して下さい。許可リスト(自動)画面のオプションを使用し、送信者に応じてメールをスパムフィルタスコアから除外することもできます。

スパムスコアに加算(ブロックリストに適合時)

ここでの値は、メールの送信者アドレスが ブロックリスト (送信者) のアドレスと一致した場合に、スパムスコアに加算されます。上記の許可リストオプションと同様、スパムフィルタのブロックリストへ登録されているアドレスが、必ずしもスパムメールとして判定される訳ではありません。代わりに、このオプションで指定した値がメールのスパムスコアに加算され、その合計値を元に、メールがスパムかどうかを判定されます。