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MDaemonメールサーバ 24.0

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クォータ

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クォータ設定

クォータ計算においてすべてのメールフォルダを含む (IMAPユーザーむけ)

このチェックボックスを有効にすると、全てのメールフォルダにある全メッセージファイルが、アカウントに割り当てられたサイズやメール件数の上限の対象となります。チェックが無効な場合には、INBOX内のメッセージファイルだけが上限に対してのカウント対象となります。この機能は一般的にIMAPユーザーに対してのみ有効です。

...予定表、連絡先、仕事、ドキュメントフォルダも含む

クォータ算出において、予定表、連絡先、タスク、ドキュメントのフォルダも含める場合、このチェックボックスを選択しまします。

クォータ超過のアカウント宛ての受信メールを拒否

デフォルトでは、割り当てられたクォータ設定値に到達したアカウントにメールが届くと、MDaemonはそのアカウントが自身のメールボックス内のメール削除等の整理が行われるまで、当該アカウント宛てのメール受信を拒否します。クォータ超過したアカウントへのメール受信を拒否したくない場合には、このチェックを外します。

クォータ超過のアカウントからの送信メールを拒否

このチェックボックスを有効にすると、クォータ超過したアカウントからのメール送信を拒否するようになります。クォータ超過したアカウントは、自身のメールボックス内のメール削除等の整理が行われるまで、メール送信が行えません。このオプションはデフォルトで無効になっています。

アカウントのクォータ超過時にSMTPサーバから552を送信する(デフォルト:452)

デフォルトでは、SMTPプロセス処理の中で、クォータを超えたアカウントに対して、MDaemonでは452エラーコード( "Requested action not taken: insufficient system storage")を送信します。このコードは、一時的なエラーを示しており、サーバが後にメールを再送するという意味を持ちます。一時的なエラーコードではなく、("Requested mail action aborted: exceeded storage allocation")という552恒久エラーコードを送信するには、このチェックボックスを有効にします。

一日に一度全てのクォータ値を再計算する

デフォルトで、キャッシュされたクォータ値は下記の"...日次クォータレポートを送信する"オプションが有効だった場合のみ、送信のタイミングでリセットされます。クォータ値を日次のメンテナンス処理の中で一日に一度再計算するにはこのオプションを有効にしてください。

クォータのレポートと警告

クォータ設定値に対して、次のパーセントを超えたら警告メールを送信する

日次メンテナンスとクリーンアップ処理で、MDaemonはアカウントエディタで指定した、保存するメッセージ数最大ディスク容量のクォータ制限に対し、このパーセンテージに到達しているかどうかをチェックし、到達している場合、警告メッセージがアカウントに送信されます。件名(クォータ上限に近い)オプションで、このメールの件名を設定できます。メッセージには、アカウントの現在の保存メッセージ数、メールボックスのサイズ、使用済のパーセンテージと残りのパーセンテージが含まれます。さらに、既に届いている警告メッセージがある場合には、新しい警告メッセージで既存のメッセージを上書きします。警告メッセージを送らない場合は、このオプションを無効にします。新しい警告メッセージがユーザーの受信箱へ配置されると、エントリがシステムログへ記録され、警告メッセージの配信を後に確認できるようになります。メールが既に存在していて更新されただけの場合はログへ記録は残りません。ログエントリが上書きで追加されている場合、ユーザーは受信箱からメールを削除している事を意味しています。このオプションを無効化すると、クォータの警告メールはユーザーへ配信されません。

クォータ上限が近い時に送信されるメールテンプレート (MDaemon\app\NearQuota.dat) はクォータ上限に近い場合に送信される警告メールへ使用されます。ユーザーアカウントに関連した全てのマクロ(例 $EMAIL$, $MAILBOX$, $DOMAIN$, 等) がテンプレートで使用できます。

件名 (クォータ上限に近い)

上記で指定したクォータのパーセントを超えたら送信する警告メールの件名です。

件名 (クォータ超過)

「クォータ制限に近い」警告メールの件名と同様に、ユーザーアカウントがクォータ超過の場合にもメール通知が行われます。ここでは「クォータ超過」警告メールの件名を指定します。

 

グローバル管理者とドメイン管理者に日次のクォータレポートを送信する

毎日グローバル管理者とドメイン管理者に対してクォータレポートを送る場合は、このチェックボックスを選択し、値を入力します。このレポートには全ユーザーのクォータ統計とクォータ制限に対する規定のパーセンテージに到達したユーザー情報が記載されます。全員のクォータ統計をレポートに記載する場合は、0を入力して下さい。

無効や凍結されたアカウントを除く

デフォルトでクォータレポートへ無効化されたアカウントや凍結されたアカウントは含まれません。これもレポートへ含むにはチェックボックスを無効にしてください。

件名 (日次レポート):

このオプションはMDaemonが管理者へ送る日次クォータレポートの件名をカスタマイズする場合に使用します。レポート自体のカスタマイズを行うには MDaemon\APP フォルダのQuotaReport.dat を確認してください。

非アクティブアカウント

この日数を超える非アクティブアカウントを無効化する (0=無効化しない)

指定した日数非アクティブだったアカウントを自動で無効化する場合はこのオプションを使用します。非アクティブな日数が最大値に到達すると、アカウントは無効になり、対象アカウント宛てのメールはpostmasterへ送信されます。このメールへ返信を行うと、アカウントは再度アクティブになります。この処理は毎日深夜のクリーンアップイベントの一つとして実行されます。デフォルトは0で無効化しない設定になっています。

除外リスト

このリストへ追加したアカウントは非アクティブな場合に無効化される対象から除外されます。

参照: