このドメインに対するスマートホストの設定を行う
対象ドメインのメール配信に、デフォルトの 配信 オプションではなく、スマートホストを使用するにはこのチェックボックスを有効にし、スマートホストを指定します。対象ドメインの送信メールは、全てこのホストへ配信されます。
スマートホスト
ISPやメールホスト名、IPアドレスを指定します。一般的にはISPのSMTPサーバーを入力します。
ここへはMDaemonのデフォルトドメインやIPアドレスは入力しないで下さい。ここではメール転送を行うISPや外部のメールサーバーを指定します。 |
ホストをドメイン名としMXホストへ配送を行う
ホストを特定のサーバー名ではなくドメイン名として扱い、ドメインに対応したMXホストを転送先とする場合はこの設定を有効にします。
SMTP認証を使用する
スマートホスト で認証が必要な場合はこれを有効にし、認証情報を入力します。認証情報はスマートホスト宛ての送信SMTPメッセージ全てで使用されます。ただし、下部にある[アカウントごとの認証を許可]オプションを選択した場合、アカウントエディタのメールサービス画面で指定するアカウントのスマートホスト ユーザ/パスワードを使用してSMTP認証を行います。
ユーザ名
ユーザ名またはログイン名を指定します。
パスワード
スマートホストのログインパスワードを指定します
アカウントごとの認証を許可
指定したスマートホストへのSMTPメールに対しユーザー毎の認証情報を使用する場合は、この設定を有効にしてください。スマートホストで指定したユーザ名およびパスワードを使用する代わりに、メールサービス画面で設定する、スマートホストユーザ/パスワードで設定したログイン情報が使用されます。スマートホストユーザ/パスワード設定が行われていないアカウントについては、上記の認証情報が使用されます。
アカウントごとの認証に、スマートホスト用ではなく、通常のメールパスワードを使わせたい場合は、MDaemon.ini の以下の行を変更してください。
[AUTH]
ISPAUTHUsePasswords=Yes (デフォルトはNo)
ISPAUTHUsePasswords=Yesオプションを有効にすると、全アカウントがローカルのメールパスワードを使ってスマートホストとの通信を行うようになります。これは、機密情報を別のサーバに送っている点で、メールセキュリティにおけるリスクとなる可能性があります。この機能が必要で、且つ、スマートホストが信頼できるホストである場合である場合のみ、このオプションを使用して下さい。さらに、このオプションを有効にしており、且つ、Webmailまたは他の手段で、各ユーザーにメールパスワードを変更する許可を与えている場合、メールパスワードの変更が、スマートホストパスワードも事実上変更することに注意してください。これは、メールパスワードがローカルで変更され、対応するスマートホストパスワードがスマートホスト上で変更されていない場合、アカウントのスマートホスト認証で失敗する可能性があるためです。 |
参照: