タイムアウト
待ち時間 xx 秒(ソケット接続の待ち時間)
接続リクエストを開始した後、リモートシステムからの接続を最大何秒待つのかをここで指定します。リモートシステムが、この時間内に応答しなければ、サーバー設定の 配信で行った設定を元に、スマートホスト へ配信するか、またはリトライシステムへメッセージを送信します。
待ち時間 xx 秒(プロトコルダイアログ開始までの待ち時間)
リモートホストとの接続を確立すると、リモートホストがSMTPまたはPOP3プロトコルのセッション開始を、ここで指定した秒数待ちます。リモートホストがこの時間内にプロトコルセッションを開始しなければ、サーバー設定の 配信で行った設定を元に、スマートホスト へ配信するか、またはリトライシステムへメッセージを送信します。
待ち時間 XX 秒(MX問合せの待ち時間)
リモートドメインのMXホスト解決のためにDNSサービスを利用している場合、MDaemonは、ここで指定した秒数だけMXへの問い合わせの応答を待ちます。この時間内にDNSサーバが応答しなければ、リモートホストのDNSのAレコードで指定されているIPアドレスへメッセージを送信しようとします。それが失敗する場合には、サーバー設定の 配信で行った設定を元に、スマートホスト へ配信するか、またはリトライシステムへメッセージを送信します。
待ち時間 XX 秒(A/AAAAレコード問合せの待ち時間)
MDaemon がリモートホストのIPアドレスを解決しようとする際の待ち時間を指定します。試行が失敗した場合、サーバー設定の 配信で行った設定を元に、スマートホスト へ配信するか、またはリトライシステムへメッセージを送信します。
待ち時間 XX 秒(Minger問合せの待ち時間)
MDaemonがMingerサーバから応答を待つ秒数です。
SMTPとPOP3セッションタイムアウト条件 XX 分通信がない場合
接続に成功して、処理中のセッションがここで指定した時間、無通信(入出力なし)の状態が継続した場合、MDaemonは処理を中止します。そして、次回の処理予定時に再び接続を試みます。
SMTP DATAコマンドの応答待ち時間 XX 分間
SMTPの処理中にDATAコマンドの[250 OK]という応答までに待つ時間を、ここに指定することができます。受信サーバの中には、アンチスパムやウィルスチェックあるいはその他の必要なオペレーションに時間がかかる場合があり、それらのタスクの完了に猶予を与えるために、ここでその時間を指定することができます。デフォルトは10分です。
IMAPセッションのタイムアウト条件 xx 分通信がない場合
IMAP セッションがここで指定した時間(分)、無通信の状態になった場合、MDaemon はセッションを閉じます。