ログの構成は、初期設定およびオプションを構成する使用します。ログの構成ページを表示するには、左側でロギング ≫ 設定 ≫ ログの設定をクリックします。このページで、受信、送信およびHTTPログに書き込まれる情報の詳細レベルについて指定することができます。作成するログファイルのタイプを選択することができます。標準セットは、ファイル名に取り入れられる日付による毎日新規セット、あるいは、ファイル名に取り入れられる曜日による毎日新規のセットです。さらに、各種のログファイルメンテナンス、例えば、保存するまでのファイルサイズ、新規ファイルの開始、これらの"ロールオーバー"ファイルの数、アーカイブするまでの期間などの設定を選択することができます。すべてのログファイルは、ディレクトリページで指定されるログフォルダに保存されます。 |
ログレベル
このセクションで選択されるオプションは、受信SMTP、送信SMTPおよびHTTPログファイルのサイズを管理します。この設定は、システム、ルーティングまたはその他ログファイルに影響しません。
デバッグ
これは、受信、送信およびHTTPログファイル用のロギングオプションで最も詳細です。このオプションでは巨大なログファイルを作成するので、パフォーマンスに関して悪影響がある可能性があり、従って、通常、デバッグロギング方法にすべきではありません。問題をデバッグすることを試みる時には有用です。
情報
これはデフォルトオプションで、大半の状況に推奨される設定です。ロギングは、上記のデバッグオプションほど詳細ではありませんが、ログエントリは成功および失敗の両方のイベントについて作成されます。
警告
失敗したイベントおよび他の潜在的な問題を記録する場合、このオプションを選択します。
エラー
このオプションが選択される場合、失敗だけは記録されます。このログレベルの選択はパフォーマンスを高めます。
なし
任意の受信、送信またはHTTPイベントを記録しない場合、このオプションを選択します。このオプションは推奨されません。
ログモード
このセクションで選択するオプションは、ログファイルで使用されるネーミング規約を管理します。
ログファイルの標準セットを作成する
SecurityGatewayは、SecurityGateway-Inbound.log、SecurityGateway-Outbound.log、SecurityGateway-System.logなどの名前の付け方でログファイルの標準セットを作成します。
新規ログファイルセットを毎日作成する
これはデフォルトオプションです。このオプションは真夜中に各夜ログファイルの新規のセットを作成し日付が各ファイル名に取り入れられます。例えば:2008年3月15日に作成される受信SMTPログファイルはSecurityGateway-20080315-Inbound.logとなります。
ログファイル名にコンピューター名を追加する
ログファイル名へコンピューター名を追加する場合はこのオプションを有効にします。このオプションはログフォルダがUNCパスの場合は必須で、クラスターの複数サーバーが同じ場所のログファイルを使用する事も許可しています。
これらのIPアドレスからのSMTP又はHTTP接続をログ記録しない:
SMTPやHTTP接続をログに残したくないIPアドレスをこのオプションで指定します。指定されたIPアドレスからの不完全や拒否されたSMTPメールもデータベースへは記録されません。メールが送信を許可された場合は、ログがデータベースへ追加されます。
ログメンテナンス
このセクションのオプションは、ロールオーバーログファイル数の許可、ログファイルサイズ、既存のログファイルの上書き、古いログファイルのアーカイブする回数を管理します。
ログファイルの最大サイズ: [xx] KB (0 = サイズ制限なし)
ログファイルで許可する最大サイズ(KB単位)を指定するために、このオプションを使用します。ファイルが最大サイズに到達する時、*.OLDに名前を変え新規のファイルを開始します。これらの"ロールオーバー"ファイルの数は、下記でローテーションの最大値オプションで確定されます。
ローテーションの最大値:
このオプションは、各ログファイルのロールオーバーファイル数を管理します。ログファイルが上記で指定される[ログファイルの最大サイズ]に到達する時、新規のロールオーバーファイルが作成されます。これらのファイルは、次のネーミング方式を使用します:"filename(1).old"、"filename(2).old"、"filename(3).old"、など。新規のロールオーバーファイルが作成されると、直近のデータが最初のファイルになるよう他のロールオーバーファイルの全ても名前が変更されます。例えば、"filename(1).old"が常に直近のロールオーバーファイルで、filename(2).old"は次に新しいファイルです。ファイルの最大値が到達すると、最も古いものが削除され、残りのファイルは通常に名前が変更されます。このオプションのデフォルト値は10です。
深夜にログファイル名が変更された場合に既存のログファイルに上書きする
上記の[曜日に基づくログファイルを作成する]オプションが選択される場合、真夜中の各夜SecurityGatewayは各ファイル名に曜日を取り入れているログファイルの新規のセットを作成します。この上書きをする場合、このオプションは同じ名前の既存ファイルを上書きするか、またはSecurityGatewayで古いファイルの終わりに新規データを追加するか指定します。例えば、このオプションが使用可能で日曜日の場合、"SecurityGateway-Sunday-Inbound.log"が存在する時には、ファイルは上書きされ、当日の情報だけを含んでいます。オプションが使用禁止の場合、当日のデータすべては、既存のファイルの終わりに追加されます。このオプションはデフォルトで無効です。
指定日数より古いログファイルを自動的にZIPでアーカイブする[xx]日(0 =しない)
このオプションで指定されている日数より古いすべてのログファイルを、各夜真夜中に圧縮しSecurityGatewayは\Logs\OldLogs\ディレクトリへ移動します。このオプションのデフォルト値は14日です。