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SecurityGateway for Email Servers 8.5

情報漏えい保護 オプションではメール内の医学用語を検索し、スコアリング分析を元に特定の処理を実行させる事ができます。約2000の医学用語が事前設定されており、必要に応じて用語を追加したり削除したりする事で、ご自身の環境に最適な状態を作る事ができます。各用語にはスコアが割り当てられており、メールは各用語と一致する文字列を検索し、対象用語のスコアの合計を算出します。計算されたスコアと同じ又は上回った場合のアクションを実行できます。隔離メールを選択し、 RMail暗号化サービス を適用する事もできます。また、受信メールを医学用語の検索対象から除外する事もできます。

設定

医学用語について送信されたメールを確認する

メールで医学用語をスキャンする場合はこのチェックをオンにします。各用語にはスコアが割り当てられていて、1通のメールに含まれる用語のスコア合計によって、特定の処理が指定されている場合は、対象の処理を実行します。

管理隔離するメッセージは、このスコア以上 [xx]

このオプションが有効で、メール内の医学用語スコアがここで指定している値と同じか値を超えた場合、メールは管理隔離.へ移動されます。

このスコア以上のメッセージには、RMail 暗号サービスを使用する [xx]

このオプションが有効で、メール内の医学用語スコアがここで指定している値と同じか値を超えた場合、メールは RMail 暗号化サービス オプションを使って処理されます。

インバウンドメッセージを除外(受信者はローカルユーザーであり、送信者は別のドメインのユーザー)

このオプションは宛先がローカルユーザーで送信元が同じドメインのローカルユーザーでないメールを、医学用語検索から除外します。

内部メッセージを除外(送信者と受信者は同じドメイン内のユーザー)

このオプションは宛先と送信元がどちらも同じドメインのローカルユーザーのメールを、医学用語検索から除外します。

現在定義されている用語:

一覧には定義済の医学用語とこれに紐づいたスコアが表示されています。メールが医学用語の検索を行うためにスキャンされると、一覧の用語に割り当てられたスコアが加算されていき、総合スコアが算出されます。計算されたスコアと同じ又は上回った場合には、これに応じたアクションを実行できます。

用語の追加や編集

新規をクリックし、一覧へ新しい用語を追加するか、用語を選択し、編集をクリックしてから単語やスコアを変更します。用語とスコアを指定した後は、「保存して閉じる」をクリックします。

用語の削除

一覧から用語の削除を行うには、対象の用語を選択し削除をクリックします。用語の削除の確認を求めるダイアログが表示されるので、OKをクリックします。

医学用語一覧のインポート

医学用語の一覧をインポートするには:

1.プレーンテキストファイルを用意し、一行名に次のように記載します: "Term","Score"

2.2行目から1行づつ用語とスコアを指定していきます。次のフォーマットになります: "Abacavir sulfate","10"

3.完了したら、ファイルを".csv"の拡張子で保存します。例:medical_terms.csv

4.医学用語のページで、インポートをクリックします。

5.ファイルを選択、をクリックし、作成したファイルを選択したら、開くをクリックします。

6.現在使用している医学用語の一覧と、新しい一覧を差し替えたい場合は、既存の用語を削除、をクリックします。注意点: この操作により医学用語の一覧が全て削除され、新しい一覧に書き換えられます。単純に用途を追加したいだけであれば、このオプションは無効にしてください。

7.用語のインポートをクリックします。

8.閉じる、をクリックします。

医学用語一覧のエクスポート

現在定義している用語の一覧をエクスポートするには、エクスポートをクリックし、エクスポート先を選択し、保存をクリックします。

例外 - ドメイン

これらの設定を構成する時、ページ上部のドメイン:ドロップダウンリストボックスで特定のドメインを選択する場合、そのドメインの設定を保存後に、この一覧にドメインが表示されます。隔離オプションの設定を見直し編集するには、対象ドメインの表示/編集リンクをクリックします。全体のデフォルト設定値でドメイン設定を初期化するには、リセットをクリックします。