アカウント » インポート » カンマ区切りのテキストファイルからアカウントをインポート メニューか、アカウントマネージャのインポートボタンのクリックで、このアカウント生成機能へアクセスできます。 この方法は、アカウントをインポートして、そのメールアカウントを自動的に生成することができる簡単な方法です。MDaemonは、テキストファイルを読み込んで、最低限ユーザの苗字か名前があれば、新しいメールアカウントを作成します。アカウントのテンプレート値 ( アカウントの作成テンプレートを参照して下さい) の適正値を重要視しているのであれば、苗字か名前だけでもユニーク(一意の)アカウントを作成することはできますが、その他の色々なオプションを設定することにより、アカウントの作成のデフォルトを書き換えることができます。すべてのフィールドはカンマで区切ってください。
ユーザーのエントリ毎に1行、テキストをカンマで区切って下さい。最初の行は、列名です。サンプルファイルは以下のようになります。
"Mailbox", "FullName", "MailDir", "AllowAccess"
"arvel", "Arvel Hathcock", "C:\Mail\Arvel\", Y
"michael", "Michael Mason", "C:\Mail\Michael\", N
1行名にある各行のフィールド名は、MDaemonがデータの紐付けを行うために使用し、順不同で指定できます。各フィールド名には、引用符が必要です。 すべてのString(文字列)値が引用符が必要で、最初の文字にy, Y, 1, t, または Tが含まれない場合は、boolフィールドの値はFALSEとして扱われます。 苗字と名前はそれぞれフルネームとして受け入れられます。しかし、それらにカンマを使用することはできません。 インポート処理を行った後に、MDaemonはTXIMPORT.LOGというファイルを作成します。これには、インポートの結果の詳細(どのアカウントが成功して、どれが失敗したかなど)が含まれます。アカウントのインポートに失敗する一般的な理由としては、既存のアカウントのメールボックス、名前、ディレクトリ情報との競合、または既存のエイリアスとの競合、あるいはメーリングリスト名との競合などが考えられます。 フィールドマッピングに関する詳しい情報は、\API\ディレクトリにあるMD-API.HTMLファイルの中のMD_ImportUserInfo()とMD_ExportAllUsers() の記述を参照してください。 |
以下がMDaemonのアカウントの各フィールドと紐付けできる列名の一覧です:
フィールド名 |
種類 |
MailBox |
string |
Domain |
string |
FullName |
string |
MailDir |
string |
Password |
string |
AutoDecode |
bool |
IsForwarding |
bool |
AllowAccess |
bool |
AllowChangeViaEmail |
bool |
KeepForwardedMail |
bool |
HideFromEveryone |
bool |
EncryptMail |
bool |
ApplyQuotas |
bool |
EnableMultiPOP |
bool |
MaxMessageCount |
int |
MaxDiskSpace |
int |
FwdAddress |
string |
FwdHost |
string |
FwdSendAs |
string |
FwdPort |
string |
NTAccount |
string |
MailFormat |
string |
AutoRespScript |
string |
AutoRespProcess |
string |
AddToList |
string |
RemoveFromList |
string |
PassMessageToProcess |
bool |
MaxUIDLCount |
int |
MaxMessageSize |
int |
RecurseIMAP |
bool |
MaxInactive |
int |
MaxMessageAge |
int |
MaxDeletedIMAPMessageAge |
int |
Comments |
string |
UserDefined |
string |
参照: