IPシールドは、SMTP MAIL FROMコマンド中に確認する、ドメイン名とそれに紐づいたIPアドレスのリストです。一覧のドメインからのSMTP接続要求は、そのドメインに対応したIPアドレスと一致した場合のみ受け付けられます。
設定
IPシールドを有効にする
IPシールドを有効にするにはこのチェックを有効にします。
FROMヘッダをIPシールドデータベースで確認する
IPシールドで、SMTP MAILに加え、メールのFROMヘッダのアドレスを比較する場合はこのオプションを有効にします。このオプションはデフォルトで無効に設定されています。
このオプションは、例えば特定の設定を行ったメーリングリストからのメールなど、特定のメールで問題を起こす場合があります。そのため、必要な場合にのみこのオプションを使用してください。 |
現在の定義ドメイン/IPセット
これは、メッセージがドメインの1つから要求される場合、チェックされるドメインおよび関連するIPアドレスのリストです。メッセージを配信しているサーバのIPアドレスは、対応するドメインについて一覧を示す必要があります。
有効なローカルユーザ宛のメッセージを除外する
デフォルトで、メッセージが有効なローカルユーザに送られる時は、メッセージを配信しているサーバはIPシールドにチェックされません。ローカルユーザに送られる時、メッセージをIPシールドから除外しない場合、このチェックボックスを解除します。
新規
リストに新規のドメイン/IPアドレスエントリを追加するために、新規をクリックします。これは、IPシールドエントリページを開きます。
編集
既存のエントリの編集は、リストからエントリをダブルクリック、またはエントリをクリックし編集を選択します。これは、IPシールドエントリページで、そのエントリを開きます。
削除
リストからエントリを削除するには、エントリを選択し削除をクリックします。
ドメインとIP情報
これは、新規のIPシールドエントリを作成または既存のエントリを編集する時に、開くページです。
保存して閉じる
IPシールドエントリと関連するドメイン、IPアドレスとコメントの追加あるいは編集した後、"保存して閉じる"をクリックするとエントリを保存し、IPシールドページに戻ります。
閉じる
情報を保存しないでIPシールドページに戻るには、"閉じる"をクリックします。
ドメイン
IPシールドに追加するドメイン名を、ここから入力します。
IPアドレス
上記である一覧を示されるドメインと関連するIPアドレスを入力します。メッセージが、このドメインから要求する時に、メッセージの配信サーバのIPアドレスは、このものと一致する必要があります。
コメント
エントリに関連するコメントのために、このエリアを使用します。
例外
正しいローカルユーザー宛のメールを除く
正しいローカルユーザー宛のメールをIPシールドから除外するにはこのオプションを有効にします。
認証済セッションを除く
認証済セッションから送信された受信メールをIPシールドから除外するにはこのオプションを有効にします。
ドメインメールサーバーからのメールを除く
ドメインメールサーバー から届いたメールはデフォルトでIPシールドから除外されています。ドメインメールサーバーからのメールを除外したくない場合はこのオプションを無効化してください。