ホストスクリーン設定画面は、セキュリティ » セキュリティ設定 » スクリーニングから接続できます。ホストスクリーンは、ご使用になられているローカルIPアドレスに接続できるリモートホストを定義するのに使われます。この機能により、特定のホストからだけ接続を許可する、もしくは特定のホストからの接続を拒否するといった設定が可能になります。ホストスクリーンでは、SMTPセッション内で使用される EHLOとPTRでの値とここで指定したリスト内の値を比較します。
新規ホストスクリーンの登録
新しいホストスクリーンのエントリを作成するには、新規をクリックします。新規ホストスクリーンの登録ダイアログが起動し、新しいホストスクリーンを登録できます。
ローカルIP
ドロップダウンリストからホストスクリーンを適用するIPアドレスを選択します。「全てのIP」で全てのローカルIPへホストスクリーンを適用します。
リモートホスト (* と # のワイルドカードが使用できます。)
上のローカルIPと関連付けるリモートホストを入力します。
接続を許可
このオプションを選択すると指定したリモートIPアドレスが対応するローカルIPへ接続できるようになります。
接続を拒否
このオプションを選択することは、指定されたリモートIPアドレスが関連したローカルIPアドレスに接続許可しないことを意味します。
削除
エントリを選択して、このボタンをクリックすると、一覧から削除されます。
デフォルトの処理
定義されていないリモートIPからの接続に関するデフォルトの処理を指定するには、IPアドレスを一覧から選択し、許可又は拒否をクリックします。デフォルト処理が指定された後でも、IPアドレスの"<default>"を選択し、新しいデフォルト設定を選択する事で設定変更が行えます。
許可
このオプションを選択すると、ホストスクリーンで定義していないホストからの接続を許可します。
拒否
このオプションを選択すると、ホストスクリーンで定義していないホストからの接続を拒否します。
|
ホストスクリーンでは 信頼したホストやローカルホストからの接続を拒否する事はありません。 |
スクリーン設定
MSA接続にもホストスクリーンを適用する
サーバーのMSAポート に対してもホストスクリーンを適用するにはこのオプションを使用します。この設定はデフォルトで有効になっています。
ホストスクリーンでの拒否で、接続を切断する
このオプションを有効にすると、ホストスクリーンで拒否されるとすぐに接続が切断されます。
EHLOの後 (認証を待たずに)切断する
このオプションを有効にするとEHLO/HELOの直後に接続を切断します。通常は認証を待って切断します。この設定はデフォルトで有効になっています。
