"設定 » サーバ設定 » RAS" メニューではRASダイアルアップの設定が行えます。ダイアログはシステム上にリモートアクセスサービスがインストールされている場合にのみ使用できます。MDaemonはリモートメール処理イベントでISPへダイアルアップする時だけ、このサービスを使用します。
RASダイアルアップ/ダイアルダウンエンジンを有効にする
このオプションを選択すると、リモートホストメールを送信または受信する前にリモートホストへ接続するために、ここで指定した設定を使います。
送信キューでリモートメールが待機している場合のみダイアルアップする
このチェックボックスを選択すると、リモートメールがリモートキューで送信待ちしていない場合、ISPへダイアルアップしません。これは、いくつかの環境では有効ですが、ダイアルアップをしないとメールの収集もできない(ローカルLAN内の配信以外)ことに注意してください。
通知 [アドレス] (ダイアルアップに失敗したとき)
このチェックボックスを選択すると、何かのエラーでダイアルアップ予定が失敗した場合、指定したアドレスへメッセージを送信します。
セッションを確立するために試行する回数
接続を切断する前に、ここで指定した回数だけリモートホストへ接続します。
ダイアル後正しく接続するために待機する時間
この値は、リモートコンピュータが応答してRAS接続を完了するのを、MDaemonで待つ時間を設定します。
接続を継続
接続が確立したらMDaemonはRASセッションをクローズしない
デフォルトでは、MDaemonはすべてのメール処理が完了した後、すぐに確立した接続をシャットダウンし、そのセッションは使用できなくなります。このオプションを選択することにより、すべての処理が完了した後でも、接続は続きます。
MDaemonは確立していない接続をクローズすることはありません。 |
セッションを維持する時間 最低 xx 分
このオプションを有効にすると、MDaemonが作成したRASセッションを、指定した時間(分)だけ、あるいはすべてのメール処理が完了するまで、どちらか長い時間開き続けます。