記録するデータの選択
全てのローカル MDSpamDアクティビティを記録 (デバッグログ - パフォーマンス低下)
全てのローカル MDSpamDアクティビティをログへ残すにはこのオプションをクリックします。(後述の注意点をご覧ください。)
リアルタイムでのセッションを記録 (デバッグログ—パフォーマンス低下)
通常、リソースを節約するためにセッション情報はセッションが完了した時点で記録されます。このオプションを有効にすると、セッションログがリアルタイムで記録されます。
上記2つのオプションのどちらか又は両方を使用する場合、システムの構成や活動の状況によって、メールシステムのパフォーマンスが低下する可能性があります。これらのオプションはデバッグ目的のみに使用することをお勧めします。 |
マルチラインプロトコル応答(UIDLやLISTなど)
プロトコルリクエストへの応答が1行を超える場合があります。追加の行のログも記録しておく場合はこのチェックボックスを有効にします。
このオプションを有効にすると、ログ情報が膨大になる可能性があります。応答が何行になるかは事前には把握できないので、POPやTOPなどメッセージの実際の内容まで含まれる不必要な情報が、ログ情報を一杯にしてしまう可能性があります。もしログファイルのサイズが重要な場合は、この機能を使用することはお勧めしません。 |
マルチセッションログにログIDも記録する
セッションログに[%d:%d]という固有ID文字列を含める場合は、このオプションを有効にしてください。
メールセッションログをカラー表示 (MDaemonの再起動が必要です)
MDaemonの管理画面にあるイベント監視とログ タブのテキスト表示を色分けする場合はこのオプションを使用します。このオプションはデフォルトで無効になっており、有効/無効の切り替えにはMDaemonの再起動が必要です。下記の「セッションログのカラー表示」で詳細をご確認下さい。
常に画面にログを行う
MDaemonが最小化されている時やトレイで動作している時にも、ログデータをMDaemon GUIへコピーしておきたい場合は、このオプションを選択します。
このコントロールが解除されると、MDaemonがシステムトレイで動作している間は、ログがイベント追跡用の画面へコピーされません。同様に、MDaemonを起動した際、最近のアクティビティが表示されなくなり、開いた時点からのログだけが表示されます。
MDaemonのユーザ画面 にある、ルーティング, SMTP-in, SMTP-out, IMAP, POP, MultiPOP, DomainPOP の状態を表示するタブは、セッション毎に異なるイベントを判別できるようカラー表示できます。この機能はデフォルトでは無効になっていますが、先ほどの"メールのセッションログをカラー表示する" オプションを使って有効化できます。デフォルトのテキスト色はMDaemonの \APP\ フォルダにあるLogColors.datの[Colors]セクションを編集して変更する事ができます。デフォルト色の一覧は下記のチャートを参照して下さい。
カラー表示を使用はしたいものの、一覧の中のいくつかはカラー表示を行わずに使いたい場合は、対象のカラー要素を0(例えばSpamFilter=0)に設定します。0と指定された要素は、デフォルトの色を使用します。ただし、背景や選択した背景については、色の指定が必要です。色の値は16進数の"0xbbggrr"の形式で指定する必要があります。"0xbbggrr"の"bb"はブルー、"gg"はグリーン、"rr"はレッドを示しています。例えば、"Error=0x0000ff" と指定すると、エラーテキストがレッドで表示されます。注意点: これは一般的に知られている"rrggbb"といったカラーコードの反対です。色の変更を行ったら、MDaemonを再起動するか、COLORS.SEMファイルを作成し、MDaemonの\APP\フォルダへ置いておく必要があります。
デフォルトのログカラー
Background=0x000000 |
背景色; ブラック |
SelectedBackground=0xff0000 |
選択済背景色; ブルー |
Default=0xffffff |
デフォルトテキスト色;ホワイト |
Processing=0x00ffff |
内部処理と遅延アクティビティ:デフォルトはイエロー |
DataIn=0x008040 |
他のサーバーから受信したデータ: デフォルトはダークグリーン |
DataOut=0x00ff00 |
別サーバー宛の送信データ: デフォルトは明るいグリーン |
Error=0x0000ff |
エラーメッセージ; デフォルトはレッド |
TCPIP=0xff8000 |
TCP/UDP/DNS/PTR関連アクティビティ; デフォルトはライトブルー |
SpamFilter=0x0080ff |
スパムフィルタリング; デフォルトはオレンジ |
AntiVirus=0xdda0dd |
アンチウィルス処理;デフォルトはプラム |
DKIM=0xff00ff |
DKIM; デフォルトは赤紫 |
VBR=0x40c0ff |
Vouch by Reference処理; デフォルトはライトオレンジ |
SPF=0x808080 |
Sender Policy Framework 処理; デフォルトはグレー |
Plugins=0x0080c0 |
プラグインからのメッセージ; デフォルトはブラウン |
Localq=0x00ffff |
ローカルキューの処理; デフォルトは黄色 |
Spam=0x0080ff |
スパムメッセージ処理; デフォルトはオレンジ |
Restricted=0x40c0ff |
制限されたメッセージ処理:デフォルトは明るいオレンジ |
BlackList=0x808080 |
ブロックリストメッセージ処理:デフォルトはグレー |
Gateway=0x00ff00 |
ゲートウェイメッセージ処理; デフォルトは明るいグリーン |
Inboundq=0xff8000 |
受信メッセージ処理; デフォルトは明るいブルー |
PublicFolder=0xdda0dd |
パブリックフォルダのメッセージ処理; デフォルトはプラム |