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MDaemonメールサーバ 24.0

MDaemonによって処理されるすべてのメッセージは、一時的にメッセージキューに置かれます。コンテンツフィルタを有効にすると、キューからメッセージが送り出される前に、まずコンテンツフィルタの処理がされます。この処理によりメッセージをどのように扱うかを決めることができます。

文字"P"から開始されているファイル名があるメッセージは、コンテンツフィルタリングプロセスによって無視されます。その他のメッセージは、コンテンツフィルタシステムによって処理されます。処理されると、MDaemonはファイル名の先頭文字を"P"に変えます。このようにして、メッセージはコンテンツフィルタリングシステムによって処理されます。

コンテンツフィルタルール

ルール処理エンジンを有効

コンテンツフィルタを有効にするには、このチェックボックスを選択してください。MDaemonで処理されるメッセージすべては、配信前にコンテンツフィルタのルールによりフィルタされます。

既存のコンテンツフィルタルール

このボックスはコンテンツフィルタルールすべてを一覧表示し、各チェックボックスで有効/無効の指定ができます。内部のスクリプトフォーマットでルールの説明を参照するには、ルールをクリックし、マウスカーソルをルール上で停止してください(マウスを移動させると説明が消失します)。
メッセージがコンテンツフィルタで処理される時は、一覧の表示順ので、ルールは適用されます。MDaemonで処理されるメッセージすべては、配信前にコンテンツフィルタのルールによってフィルタされます。

例えば、[これはスパムです!]という語句を含むメッセージを削除するルールと、メッセージをPostmaster宛てに送るという2つのルールがあるとします。この2つのルールを正しい順番で設定することにより、両方のルールをメッセージに適用することができます。また、[Stop Processing Rules]というルールが、上記2つのルールよりも下のレベルにある必要があります。そうするためには、[上へ][下へ]ボタンを使って、[ルールの処理を停止する]というルールを他のルールより下に移動します。これにより[これはスパムです!]という語句を含むメールはPostmaster 宛てに送信された後に削除されます。

MDaemonは、複数のタスクを実行でき、AND/ORのロジックが利用可能なルールを作成することができます。したがって、上記の例のように、複数のルールを使用するより、これらすべてのタスクを実行可能な1つのルールを作成することが可能です。

新規

このボタンをクリックすると、新規のコンテンツフィルタルールを作成することができます。これにより、新規ルール作成ダイアログが開きます。

編集

このボタンをクリックすると、選択されたルールをルール変更エディタで開くことができます。

コピー

このボタンをクリックすると、選択されたコンテンツフィルタルールをコピーすることができます。まったく同じルールが作成され、リストに追加されます。コピーされるルールは、[Copy of "元のルール名"]というデフォルトの名前が付けられます。この機能は、複数の類似したルールを作成する際に便利です。ルールを1つ作成して、それを何回かコピーし、必要に応じてそのコピーを編集することができます。

削除

このボタンをクリックすると、選択されたコンテンツフィルタルールを削除することができます。

上へ

選択されたルールを上へ移動するには、このボタンをクリックしてください。

下へ

選択されたルールを下へ移動するには、このボタンをクリックしてください。

参照: