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MDaemonメールサーバ 23.0

 

この画面のオプションはオプションの MDaemon AntiVirus 機能をご利用の場合のみ使用できます。MDaemon AntiVirusを初めて有効にすると、30日間の評価版として動作します。この機能を購入するには、MDaemon認定リセラーにご連絡するか、次のURLを参照してください: www.mdaemon.com

AntiVirusスキャンを有効

このチェックボックスを選択すると、メッセージのアンチウィルススキャンが有効になります。 MDaemonが添付ファイル付メールを受信すると、メールが宛先に到着する前にウィルスチェックを実行します。

AntiVirusスキャンからゲートウェイを除外

MDaemonのドメインゲートウェイ宛のメッセージをウィルススキャンから除外する場合、このチェックボックスを選択します。これは、ドメインで所有しているメールサーバ宛てのメールを除外した場合に便利です。ドメインゲートウェイに関する詳しい情報は、ゲートウェイマネージャをご覧ください。

除外設定

ウィルススキャンから除外する受信者のアドレスを指定する場合は、[除外設定]ボタンをクリックしてください。 対象アドレス宛てのメッセージはウィルススキャンされません。 このアドレスには、ワイルドカードを使用することができます。このため、この機能を、すべてのドメインまたはドメイン内の特定のメールボックスを除外するために使用することができます。例えば、*@example.comやVirusArchive@*などです。

信頼するIPをAntiVirusスキャンから除外

信頼するIPアドレスからのメールをAntiVirusスキャンから除外する場合はこのオプションを有効にしてください。

ウィルスに感染したメッセージの受け入れを拒否

セッションが終了した後ではなくSMTPセッション中に、ウィルススキャンを受信メッセージで行い、ウィルスを含むメッセージを拒否する場合は、このオプションを選択します。MDaemonで正式にメッセージを受け入れる前に、各受信メッセージをスキャンしてセッションが終了するので、送信サーバは、今まで通り役割を果たします。したがって、ウィルスを検出する場合、メッセージを完全に拒否することができます。さらに、メッセージが拒否されたので、もうこれ以上、このダイアログで一覧にされるアンチウィルス関連の処置をしません。隔離または駆除を行わず通知メッセージも送信されません。これは、受信する感染メッセージおよびウィルス通知メッセージの数を劇的に減らすことができます。

SMTP-(受信)ログには、AntiVirus処理の結果が表示されます。次のような結果を確認できます。

the message was scanned and found infected with a virus

メールがスキャンされ、ウィルス感染が見つかりました。

 

the message was scanned and no virus was found

メールがスキャンされ、ウィルスは見つかりませんでした。

 

the message could not be scanned  (usually because a ZIP or other type or attachment could not be opened/accessed)

メールをスキャンすることができませんでした。(通常はZIPなどの開くことができない添付ファイルのためです)

 

the message could not be scanned (it exceeds the max size limit)

メールをスキャンすることができませんでした。(許容サイズを超えています)

 

an error occurred during the scan

メールのスキャン中にエラーが発生しました。

 

ウィルスを検出した時...

このセクションのオプションボタンの1つをクリックすることにより、 MDaemon がウィルスを検出した際の動作を指定することができます。

...何もしない(コンテンツフィルタを使用)

上記のすべてのアクションを行わずに、コンテンツフィルタのルールによって処理を行う場合は、このオプションを有効にしてください。

...メッセージ全体を削除

このオプションは、ウィルスが発見された場合、添付ファイルではなくメッセージ全体を削除します。これはメッセージ全体を削除するので、[感染していたら警告メッセージをメッセージ本文の先頭に追加する]というオプションは適用されません。しかし、[通知]画面のコントロールを使用することによって、受信者に通知メッセージを送ることは可能です。

...メッセージ全体を隔離する...

このオプションは[メッセージ全体を削除]という上記のオプションに似ていますが、メッセージは削除されるのではなく、指定された場所に隔離されます。

...感染ファイルを削除する

このオプションは感染した添付ファイルを削除します。メッセージは、感染した添付ファイルを持たずに配信されます。感染した添付ファイルが削除されたことをユーザに通知するテキストをメッセージに追加するには、このダイアログの一番下の[感染していたら警告メッセージをメッセージ本文の先頭に追加する]を使用してください。

...感染ファイルを隔離する...

このオプションを選択し、感染した添付ファイルを削除または消去するのではなく隔離する場合、隔離するフォルダを指定してください。[感染添付ファイルを削除]オプションと同様に、メッセージは、感染した添付ファイル無しで配信されます。

...感染ファイルを駆除する

このオプションを選択すると、AntiVirusは感染した添付ファイルの駆除を試みます。添付ファイルから駆除できない場合、添付ファイルを削除します。

スキャンできないメッセージを隔離

このオプションが有効の場合、MDaemonはパスワード保護されているファイルなどのスキャンできないメッセージを隔離します。

除外リストにあるパスワードファイルは除く

ファイル名や種類が除外設定に含まれており、且つ、パスワード保護のためスキャンできなかったファイルがAntiVirusスキャナーを通過できるようにするにはこのオプションを使用します。

感染していたら警告メッセージをメール本文の先頭に追加する

上記の[感染添付ファイルを…]というオプションが選択されている場合、このオプションをクリックすると、感染したメールの上部に警告メッセージを追加することができます。メッセージの受信者に、添付ファイルが取り除かれている事実とその理由を知らせることができます。

警告メッセージ...

このボタンで感染していたメールの上部へ追加する警告メッセージが表示されます。必要な変更を行った後、OKをクリックするとダイアログが閉じ、変更が保存されます。

スキャンできない場合には、メッセージ本文の上部に警告メッセージを追加する

このオプションが有効の場合、MDaemonはスキャンできないメールの上部に警告メッセージを追加できます。

警告メッセージ...

このボタンでスキャンできないメールの上部へ追加する警告メッセージが表示されます。必要な変更を行った後、 OKをクリックするとダイアログが閉じ、変更が保存されます。

全てのメールボックスをn日毎にスキャン

このオプションを有効化すると、保存されているメールボックスを定期的にスキャンし、ウィルス定義ファイルがアップデートされる前に通過した感染メールを検出する事ができます。感染メールは隔離フォルダへ移動され、 X-MDBadQueue-Reasonヘッダが追加され、MDaemon上で隔離された理由を確認できるようになります。スキャンできないメッセージは隔離されません。

メールボックスのスキャン設定

このボタンをクリックし、どの頻度でメッセージをスキャンするのかや何日前のメールまでをスキャン対象とするのかを指定する事ができます。また、ここからメールボックススキャンを手動ですぐに実行する事もできます。

ウィルススキャンエンジン

MDaemon AntiVirusにはClamAVとIKARUS Anti-Virusの2つのエンジンが搭載されています。両方が有効の場合、メールは最初にIKARUS Anti-Virus、次にClamAVの、両エンジンでスキャンされます。これにより、ウィルス対策用のレイヤーが追加される事となり、1つのエンジンのシグニチャが更新される前にウィルスが発生する場合がある、という潜在的なリスクに対応する事ができます。

ClamAVエンジンをメールのスキャンに使用する

ClamAVエンジンをメールのウィルスチェックに使用する場合はこのチェックボックスをクリックします。

設定

このボタンをクリックすると、ClamAVのデバッグログのアクティベーションを行えます。 ログファイルはMDaemonのlogsフォルダへ生成されます。

IKARUS Anti-Virusエンジンをメールのスキャンに使用する

IKARUS Anti-virusエンジンをメールのウィルスチェックに使用する場合はこのチェックボックスをクリックします。

設定

マクロを含む添付ファイルをウィルスとみなす場合このオプションを使用します。ヒューリスティックレベルを-1から5の間で指定できます。-1は自動で、0は無効の意味となり、1-5が低い方から高い方へのヒューリスティックレベルを意味します。

参照: