デバイスプロトコル制限
"ActiveSync » プロトコル制限"から特定のクライアントや端末に対してActiveSyncプロトコルを制限できます。これは例えば特定の種類のデバイスが、特定のプロコルには対応しておらず、別のプロトコルには対応しているといった場合に便利です。プロトコル制限の作成/編集 ダイアログでは、ユーザーエージェントやデバイスの種類を元に、ActiveSyncプロトコル2.5, 12.0, 12.1, 14.0, 14.1, 16.1 の使用に限定することができます。
デフォルトで、プロトコル制限はクライアントが異なるプロトコルを使用しようとする動きを制限するものではなく、クライアントに使用するプロトコルを伝えるものとなっています。それでもクライアントが制限されているプロトコルを使用しようとした場合は、MDaemonはその通信を許可します。制限されたプロトコルでの通信を拒否したい場合は、クライアント設定 の、全てのプロトコル制限を強制する オプションを使用します。 |
一覧からエントリを右クリックすると、以下のショートカットメニューが表示されます。:
プロトコル制限の追加
このボタンをクリックすると プロトコル制限の追加/編集ダイアログが起動します。ここでプロトコル制限の作成や編集が行えます。
プロトコル制限の編集
プロトコルの制限を編集するには、対象のエントリをダブルクリックするか、右クリックで、制限を編集するをクリックします。 変更後、OKをクリックします。
プロトコル制限の削除
制限を削除する場合は、対象のエントリをダブルクリックするか、右クリックで制限の削除をクリックします。制限の削除の確認画面で、はい、をクリックして下さい。
ユーザーエージェント又は端末種別でフィルタ
制限を行いたいユーザーエージェンやデバイスタイプを入力します。エージェントの判定にMDaemonは値の最初の "/" 文字列も使用します。もしも存在しない場合は、値全てが使用されます。ユーザーエージェントやデバイスタイプの正式名称が分からない場合は、クライアントが一度MDaemon ActiveSync (MDAS)に接続した後で、 クライアント画面へアクセスし、対象クライアントを選択してから、詳細をクリックして下さい。MDASログファイルを直接確認する事で正式名称を把握する事もできます。
許可するプロトコルバージョン
対象デバイスやエージェントで利用できるプロトコルをチェックして下さい。対象クライアントがMDaemonに接続すると、MDaemonは選択したプロトコルを使用するようクライアントに命令を送ります。