(アカウント » アカウント設定にある)アカウントデータベースダイアログではMDaemonがODBC、LDAP、ローカルUSERLIST.DATのうち、どの方法でユーザーアカウントを管理するのかを指定することができます。
アカウントデータベースの種類
アカウントデータをUSERLIST.DATファイルへ保存
MDaemonにアカウントデータベースとして、内部のUSERLIST.DATファイルを使用する場合は、このオプションを選択してください。これは、MDaemonのデフォルト設定であり、MDaemonユーザアカウント情報のすべてをローカルに格納します。大部分の情報が1つのファイルに保存され、効率と速度を向上させるためにメモリに常駐します。
アカウントデータをLDAPアクセシブルストアへ保存
MDaemonユーザデータベースとして、ODBCやローカルのUSERLIST.DATシステムではなくて、LDAPサーバを使用する場合は、このオプションを選択してください。異なった場所に複数のMDaemonサーバが存在し、サーバで1つのユーザデータベースを共有する場合、この方法はアカウントデータの管理方法として有効な方法です。それぞれのMDaemonサーバは、ユーザ情報をローカルに格納するのではなく全体で共有するために、同じLDAPサーバに接続するように構成されます。LDAPサーバは反応も高速でクエリにも効果的ですが、新しいデータの更新や挿入の速度は遅くなります。
構成
LDAPアカウントデータオプションが選択されている時、このボタンをクリックするとLDAP画面が起動し、LDAPサーバー設定を行う事ができます。
アカウントデータをODBCアクセシブルストアへ保存
MDaemonのアカウントデータベースとしてODBC互換のデータベースを使用する場合は、このオプションを選択してください。
構成
ODBCアカウントデータオプションがされている時、このボタンをクリックするとODBC選択ウィザードが起動し、ODBC準拠のデータベース選択や設定を行う事ができます。