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MDaemonメールサーバ 24.0

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IIS6でWebmailを実行する

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Webmailは、内蔵のウェブサーバで稼動しますので、必ずしもIIS(Internet Information Server)を必要としません。しかし、WebmailはIISに対応しており、ISAPI  DLLとして稼動させることができます。WebmailをIIS6で実行するように設定するには以下の手順にしたがってください。この情報は、www.mdaemon.comにあるMDaemonナレッジベースの文書 #01465に収録されています。

1.        IISマネジメントコンソールを開きます。

2.        アプリケーションプールを右クリックします。

3.        アプリケーションプールの追加 を選択します。

4.        名前に Alt-N と入力し OK ボタンをクリックします。

5.        Alt-Nを右クリックします。

6.        プロパティをクリックします。

7.        パフォーマンスタブをクリックします。

8.        アイドルなワーカープロセスのシャットダウンまでの待ち時間 と カーネル内要求キューを制限する のオプションをはずします。

9.        識別タブをクリックします。

10.ドロップダウンリストからLocal Systemを選択します。

11.OKボタンをクリックします。

12.Webサイトを右クリックします。

13.新規を選択します。

14.Webサイトをクリックします(ウィザードが立ち上がります)。

15.次へ ボタンをクリックします。

16.サイト名を入力します(例:Webmail)。

17.次へ ボタンをクリックします。

18.再度 次へボタンをクリックします。

19.ホームディレクトリを表示します。デフォルトでは、 C:\MDaemon\WorldClient\HTML です。

20.次へ ボタンをクリックします。

21.Read, Run ScriptsおよびExecute のオプションが有効になっていることを確認します。

22.次へ ボタンをクリックします。

23.完了 ボタンをクリックします。

24.作成したウェブサイト (Webmail).を右クリックします。

25.プロパティを選択します。

26.ドキュメント 画面をクリックします。

27.表示されたドキュメントをすべて削除します。

28.WorldClient.dllを追加します。

29.Home Directory 画面を選択します。

30.ドロップダウンリストからAlt-N を選択します。

31.K ボタンをクリックします。

32.Web Service Extensions.ボタンをクリックします。

33.All Unknown ISAPI Extension を有効にするか、新しいWorldClient.DLLを作成します。

 

インターネットゲストアカウントのIUSER_<SERVER_NAME>にはMDaemonのサブディレクトリを含むすべてのMDaemonディレクトリへのNTFSFull Access 権限が必要です。

1.        MDaemonディレクトリ(C:\MDaemon)を右クリックします。

2.        プロパティを選択します。

3.        セキュリティ画面を選択します。

4.        追加ボタンをクリックします。

5.        Advancedボタンをクリックします。

6.        Find Nowボタンをクリックします。

7.        IUSER_<SERVER_NAME>(ローカルPCの名前)]を選択します。

8.        OKボタンをクリックします。

9.        再度OKボタンをクリックします。

10.Full Controlオプションを有効にします。

11.OKボタンをクリックします。

同様の手順を、MDaemonで使用している全てのフォルダへ適用する必要があります。

Webを設定した後、MDaemonをアップグレードした場合:

1)        IISマネジメントコンソールを開きます。

2)        アプリケーションプールリストを開きます。

3)        Alt-N.を右クリックします。

4)        停止を選択します。

5)        MDaemonを終了します。

6)        アップグレードのインストールを行います。

7)        インストールの完了後、MDaemonを再起動します。

8)        IISマネジメントコンソールで、再度Alt-Nを右クリックします。

9)        開始をクリックします。

上記の手順の後は、以下のような手順が表示されます。

1)        アプリケーションプール停止後に、Service Unavailableというメールが配信されます。

2)        これらの手順を踏めば、MDaemonのアップグレードに際して、コンピュータの再起動を最小限にすることができます。

IISの下でこのプログラムをセットアップすることは、テクニカルサポートによるサポートの対象となりません。また、IISの下でWebmailを実行する場合は、いかなるアプリケーションの起動や、セキュリティに関しても、充分な注意を払う必要があります。WebmailをISAPIエクステンションとしてインストールする前に、IISに対するすべてのパッチと更新を終了しておいてください。

IISでWebmailを実行している場合、MDaemonのインターフェイスからは、Webmailのコントロールを行うことはできません。IISからのコントロールのために提供されるツールを使用しなければなりません。