これらのコマンドはサーバにアカウントがなくとも使用できます。[カッコ] 内に含まれるパラメータはオプションです。例えば: "name [address]"は"Michael"のみ、オプションのパラメータと共に"Michael user1@example.com"と指定する事もできます。メッセージはコマンドと関連パラメータを1行づつ本文にいれた状態で "mdaemon@[MDaemon domain]" 宛てに送信されます。
コマンド |
パラメータ |
説明 |
SUBSCRIBE |
listname [address] [{real name}] [(pass)] |
送信者が、実在しており、リモートからの購読開始が許可されていれば、対象メーリングリストのメンバーシップに追加されます。 オプションのアドレスがリスト名の後に指定されると、購読メッセージの [FROM]フィールドにあるアドレスではなく、その指定されたアドレスがリストのメンバーシップに追加されます。
例: SUBSCRIBE list@example.com |
UNSUBSCRIBE |
listname [address] [(pass)] |
送信者は指定されるメーリングリスト(実在し、その送信者を現在のメンバーとして含む)のメンバーから削除されます。オプションのアドレスがリスト名の後に指定されると、購読中止メッセージの[FROM]フィールドにあるアドレスではなく、その指定されたアドレスがリストのメンバーシップから削除されます。リストのパスワードがこのコマンドに続く場合(それを囲む括弧が必要です)は、そのコマンドはたとえこのリストの購読中止機能がオフになっていても受け入れられます。
例: UNSUBSCRIBE list@example.com (listPASS) |
DIGEST |
listname [address] |
送信者はリストからのメールをダイジェスト形式で受信するように設定されます。オプションのアドレスがリスト名の後に指定されると、そのアドレスはダイジェストモードに設定されます。
例: DIGEST list@example.com |
NORMAL |
listname [address] |
送信者はリストからのメールをノーマル(ダイジェストではない)形式で受信するように設定されます。オプションのアドレスがリスト名の後に指定されると、そのアドレスはノーマル形式で受信するように設定されます。
例: NORMAL list@example.com |
NOMAIL |
listname [address] |
このコマンドは[アドレス]をnomailモードに設定します。アカウントはサスペンド状態になり、その後リストのトラフィックを受信することはありません。アドレスが指定されていない場合、メッセージの送信者が使用されます。 例: NOMAIL list@example.com me@example.com |
listname [address] |
このコマンドは[アドレス]をnomailモードから標準モードに切り替えます。アドレスが指定されていない場合、メッセージの送信者が使用されます。
例: MAIL list@example.com MAIL list@example.com me@example.com |
|
REALNAME |
listname [address] {real name} |
このコマンドは[listname]というリストのメンバーの[アドレス]にリアルネーム値を設定します。リアルネームは { }で囲まれている必要があります。
例: REALNAME list@example.com {Bill Farmer} |
LIST |
[listname] [list password] |
メーリングリストに関する情報提供を行います。リスト名の指定がない場合、全てのリストのサマリ情報が送信されます。リストパスワードが指定されている場合は、対象のリストに関するより詳細な情報が提供されます。 例: LIST list@example.com Lz$12 |
参照: