エイリアス機能を使うと、アカウントやメーリングリスト用に、代替メールボックス名を作成することができ、複数のメールボックス名を1つのユーザアカウントやリストで使用する場合に便利です。エイリアスがない場合、各アドレスに対して別々のユーザアカウントを作成しなければならず、メールを転送したり、作成したアカウントを他のアカウントと関連付けるためには、複雑なフィルタルール使用しなければなりません。
例えば、user1@example.comでドメイン内の全決済処理を行っており、全員にbilling@example.comへ決済についての連絡を行ってほしい場合、エイリアスを使って、billing@example.com宛てのメールをuser1@example.comへ配信するよう設定を行う事ができます。複数のドメインを管理していて、ドメインに依らずPostmaster宛ての全てのメールをuser1@example.comへ送信したい場合、このアドレスに対するエイリアスとして、ワイルドカードを使ったPostmaster@*を使用する事もできます。
現在のエイリアス
このウィンドウには、既存のすべてのアドレスエイリアスが表示されます。
削除
このボタンをクリックすると、既存のエイリアスリストから選択されたエントリを削除することができます。
上へ
エイリアスは表示されている順番で処理されます。リストの中のエイリアスを選択し、このボタンをクリックすると、そのエイリアスの順番を上げることができます。
下へ
エイリアスは表示されている順番で処理されます。リストの中のエイリアスを選択し、このボタンをクリックすると、そのエイリアスの順番を下げることができます。
ファイルの編集
Alias.datをテキストエディタで開き、手動で検索や編集を行いたい場合はこのボタンをクリックします。必要な変更を行うと、MDaemonがそのファイルをリロードします。
エイリアス
以下の[本当のアドレス]に対するエイリアスとして使用するメールアドレスを入力してください。?と*を含むワイルドカードを使用することができます。また、アドレスエイリアスで"@$LOCALDOMAIN$"というローカルドメインのみに対応するワイルドカードを使用することもできます。例えば、"user1@example.*""*@$LOCALDOMAIN$"または"user1@$LOCALDOMAIN$"などをエイリアスとして使用することができます。
本当のアドレス
ドロップダウンリストからアカウントを選択するか、アカウント用のアカウントアイコンを使用するか、あるいはフィールドに新しいアドレスやメーリングリストを入力してください。このアドレスは、対応したエイリアスに対応して届いたメールを、実際受信するメールアドレスです。
追加
[追加]ボタンをクリックして、エイリアスを一覧に登録します。[エイリアス]と[本当のアドレス]のアドレスは一組となり、[現在のエイリアス]ウィンドウに表示されます。
参照:
