Active Directoryモニタリング
Active Directoryを監視し、MDaemonアカウントの作成/更新を行う
Active Directoryを監視し、Active Directoryが更新された際MDaemonアカウントの作成や更新を行うには、このオプションをクリックします。
Active Directoryを監視し、パブリックアドレス帳を更新する
Active Directory内の最新情報を元に全てのパブリック連絡先レコードを最新の状態にしておくにはこのオプションを使用します。一般的なフィールドである郵便番号、住所、電話番号、仕事の連絡先情報などはパブリック連絡先レコードとして取り込まれ、Active Directory上で更新される毎にアップデートされます。この方法で数多くの連絡先フィールドを監視する事ができます。Active Directory属性と関連付けられたパブリック連絡先情報のフィールド情報は、ActiveDS.datファイルで確認できます。より詳細な情報は、パブリックアドレス帳の更新を参照して下さい。
アカウント作成時にActive Directoryのドメイン名を使用する
Active Directoryのモニタリングの結果として作成された新しいアカウントを、 "UserPrincipalName"というActive Directory属性に含まれるドメインに追加する場合は、このオプションを使用します。このオプションを使用する場合、アカウントがMDaemonに存在しないドメインを要求した場合、自動的に新しい ドメインが作成されます。新しいアカウントをMDaemonのデフォルトドメインに追加する場合は、このオプションを解除してください。
指定間隔で新規データをActive Directoryに対し問い合わせる [XX] 秒ごと
MDaemonがActive Directoryの変化をモニタする間隔を秒数で指定します。
AD認証用のWindowsドメイン
Active Directoryモニタリングで作成したアカウントのユーザー認証にAD認証を使用する場合、ここでWindowsドメイン名を指定します。このフィールドをブランクにすると、ランダムに生成されたパスワードが割り当てられ、メールアカウントにアクセスするためには手動でそのパスワードを編集する必要があります。
Active Directoryでアカウントが削除された場合:
MDaemonアカウントに関連したActive Directoryアカウントが削除された場合のアクションを以下の選択肢から１つ選びます。
...何もしない
Active Directoryからアカウントが削除されても、その変更をMDaemonに反映しない場合は、このオプションを選択してください。
...MDaemonからも削除(アカウントのメールも削除)
Active Directoryアカウントが削除されると同時にMDaemonアカウントも削除する場合は、このオプションを選択してください。
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MDaemonのアカウントは完全に削除されます。アカウントに関連したメッセージ、フォルダ、アドレス帳、カレンダーなどもすべて削除されてしまいますので注意してください。 |
...アカウントを無効化 (メールの送受信不可)
Active Directoryアカウントが削除されると同時にMDaemonアカウントを無効にする場合は、このオプションを選択してください。この場合、MDaemonアカウントはサーバから削除されませんが、メールの送受信やアカウントへのアクセスができなくなります。
...アカウントを凍結(受信はできるが収集不可)
このオプションでは、そのアカウントへのメールは受信されますが、アカウントは完全にロックされアクセスすることができなくなります。例えば、このアカウントへのメールは送信者に戻されたりMDaemonによって削除されたりすることはありませんが、アカウントの使用者は(そのアカウントが凍結されている間は)、メールにアクセスすることができません。
Active Directory上で無効化されたアカウントはMDaemonでも凍結する
デフォルトでは、Active Directoryアカウントが無効になると、MDaemonも関連アカウントを無効にします。この場合、アカウントにアクセスすることができず、メールの送受信もできなくなります。しかし、アカウントを無効にする代わりに凍結する場合は、このオプションを選択します。MDaemonでは、凍結したアカウント宛てのメールはこれまで通り受け入れますが、ユーザーはメールの収集や送信のためにアクセスすることができません。
AD上でアカウントが削除された際パブリック連絡先からも削除する
デフォルトで、対応するアカウントがActive Directoryから削除されると、パブリック連絡先からも対象のアカウントは削除されます。ただし、連絡先は元々このアカウントがActive Directory連携機能で作成された場合のみ削除されます。対応するアカウントがActive Directoryから削除されてもパブリック連絡先からは削除したくない場合はこのオプションを無効化してください。
AD上の操作ではなく削除したアカウントはADモニタリングで再作成しない
(MDaemon管理画面から手動で削除した場合など)Active Directory以外でMDaemonをアカウントを削除すると、デフォルトでアカウントは今後のActive Directoryモニタリングで再作成される事はありません。アカウントを再作成したい場合はこのオプションを無効化してください。
すぐに完全なActive Directory同期を実行
このボタンをクリックすると、MDaemonはActive Directoryデータベースをチェックして、必要に応じてMDaemonアカウントを作成、編集、削除します。すでにMDaemonに存在するアカウントがActive Directoryアカウントと一致した場合、それらはリンクされます。
参照:
